中小企業経営者に相談相手が必要なわけ
「社長は孤独だ」
昔から、よく言われる言葉です。
経営者ではない人からすると、
「社長なら自由に決められる」
「自分の会社なのだから、好きなようにできる」
と思われるかもしれません。
確かに、最終的な決断をする権限を持っているのは社長です。
しかし、その一方で、
最終的な責任を負うのも社長です。
そして、会社の規模が小さくなればなるほど、その責任は社長一人に集中します。
売上が減った。
新しいお客様が増えない。
資金繰りが苦しい。
社員が辞めた。
採用できない。
新しいことを始めたい。
会社の将来が見えない。
こうした問題が起きたとき、
最後に考え、決めるのは社長です。
だからこそ、
「社長は孤独だ」
と言われるのだと思います。
社員には、すべてを話せるわけではない
中小企業の社長には、社員がいます。
役員もいるかもしれません。
優秀な部下がいる会社もあります。
しかし、だからといって、
会社のすべてを社員に相談できるわけではありません。
例えば、
「実は今月の売上が厳しい」
「この事業を続けるべきか迷っている」
「新しい人を採用するべきだろうか」
「この社員をどうすればいいのか」
「会社の方向を変えたほうがいいかもしれない」
こうしたことを、すべて社員に話すことは難しいでしょう。
社長の一言は、社員に大きな影響を与えます。
社長が不安そうにしていれば、社員も不安になります。
だからこそ社長は、
「自分がしっかりしなければ」
と思う。
そして、悩みを自分の中に抱えてしまうことがあります。
家族にも、すべてを話せるとは限らない
もちろん、家族が相談相手になることもあります。
奥様やご主人。
親。
兄弟。
子ども。
信頼できる家族に話を聞いてもらうことは、とても大切です。
しかし、
家族だからこそ話せないこと
もあります。
例えば、
会社の資金繰り。
社員との問題。
取引先とのトラブル。
経営判断。
事業の失敗。
家族を心配させたくない。
余計な不安を与えたくない。
そんな思いから、話せないこともあるでしょう。
友人に相談しても、答えが見つかるとは限らない
昔からの友人がいる。
経営者仲間がいる。
異業種交流会の仲間がいる。
相談できる相手がいることは、とても幸せなことです。
ただ、
「話を聞いてもらう」
ことと、
「一緒に会社の問題を考える」
ことは少し違います。
例えば、
「ホームページをどうしようか」
「営業がうまくいかない」
「新しいサービスを作りたい」
「SEOをやるべきだろうか」
「生成AIを会社でどう使えばいいだろうか」
という相談をしても、
会社の状況。
商品。
顧客。
社員。
業界。
競合。
現在の経営課題。
こうしたことを理解していなければ、具体的な答えを出すことは難しい。
だからこそ、
会社のことを理解しながら、継続的に話ができる相手
が必要なのだと思います。
専門家はいる。でも、専門家だけでは解決できないことがある
中小企業には、多くの専門家がいます。
税理士。
社会保険労務士。
行政書士。
弁護士。
中小企業診断士。
コンサルタント。
Web制作会社。
広告代理店。
それぞれの専門分野で、会社を支えてくれる大切な存在です。
私自身も、多くの専門家の方々と仕事をしてきました。
そして、専門家の存在がどれほど重要かも理解しています。
ただ、経営者が抱える問題は、
一つの専門分野だけで解決できるとは限りません。
例えば、
「売上を増やしたい」
という問題。
これは営業の問題でしょうか。
集客の問題でしょうか。
商品の問題でしょうか。
価格の問題でしょうか。
ホームページの問題でしょうか。
営業マンの問題でしょうか。
そもそも会社の方向性の問題でしょうか。
実際には、いくつもの問題が絡み合っていることがあります。
だから、
「この問題は誰に相談すればいいのか?」
ということ自体が分からないこともあります。
社長に必要なのは、「正解を教えてくれる人」だけではない
経営者が相談相手に求めているものは、
必ずしも「正解」だけではないと思います。
もちろん、経験や知識は必要です。
専門的なアドバイスも重要です。
しかし、経営には、
最初から正解が分からない問題
がたくさんあります。
新しい事業を始めるべきか。
この社員を採用すべきか。
この商品を続けるべきか。
ホームページを作り直すべきか。
広告を出すべきか。
新しい市場に進出すべきか。
やってみなければ分からないこともあります。
だからこそ必要なのは、
「これが正解です」
と言い切る人だけではなく、
「では、一緒に考えてみましょう」
と言ってくれる人なのではないでしょうか。
話すことで、頭の中が整理される
私は、経営者の方とお話をするとき、
すぐに答えを出そうとはしません。
まず、お話を聞きます。
「今、何に困っていますか?」
「どうなりたいと思っていますか?」
「これまで何をやってきましたか?」
「なぜ、それがうまくいかなかったと思いますか?」
「本当は、どうしたいですか?」
話をしているうちに、
経営者自身が、
「ああ、そういうことだったのか」
と気づかれることがあります。
私は、これがとても大切だと思っています。
人は頭の中だけで考えていると、
同じことを何度も繰り返し考えてしまいます。
しかし、誰かに話すことで、
考えが言葉になります。
言葉になることで、
問題が整理されます。
そして、
「次に何をすればいいのか」
が見えてくる。
相談相手の役割は、
すべての答えを持っていることではありません。
社長の頭の中を、一緒に整理すること。
それも、とても重要な仕事だと思います。
「相談するだけ」で終わらないことも大切
しかし、私はもう一つ大切なことがあると思っています。
それは、
話して終わらないこと。
経営者の方と話をして、
「よし、これをやろう」
と決めた。
ところが、
翌日から日常業務が始まる。
電話がかかってくる。
社員から相談される。
お客様から連絡がある。
会議がある。
営業に行く。
気がつけば、一週間が終わっている。
そして、
「あれ、あの話、まだやっていなかった」
となる。
これは、決して珍しいことではありません。
むしろ、中小企業の現場ではよくあることだと思います。
だから、
「相談する」
だけではなく、
「次に何をやるのかを決める」
ことが必要です。
さらに、
「実際にやる」
ところまで進めなければ、会社は変わりません。
相談相手がいることで、会社は少しずつ前に進む
大きな経営改革をしなくてもいい。
明日から会社を大きく変えなくてもいい。
まず、
「今月はこれをやる」
と決める。
そして、実際にやる。
結果を見る。
うまくいかなければ改善する。
またやる。
会社は、
こうした小さな行動の積み重ねによって変わっていくのだと思います。
そのとき、
一人で考え、
一人で決め、
一人で実行するよりも、
一緒に考える相手がいる。
進捗を確認する相手がいる。
「次はこれをやりましょう」
と言ってくれる人がいる。
それだけでも、行動は変わるのではないでしょうか。
私が「社長の右腕」でありたい理由
私はこれまで、
ホームページ。
SEO。
Webマーケティング。
コンテンツ。
SNS。
メールマガジン。
YouTube。
営業や集客。
こうした仕事に長く携わってきました。
そして、多くの中小企業経営者の方々とお話をしてきました。
その中で感じてきたのは、
経営者が本当に必要としているものは、
「ホームページを作ってくれる会社」
だけではない。
「SEOをしてくれる会社」
だけでもない。
「広告を出してくれる会社」
だけでもない。
もちろん、それぞれ大切です。
しかし、その前に、
「うちの会社は、今、何をすればいいのか?」
を一緒に考える相手が必要なのではないか。
そして、
考えるだけではなく、
実際に一緒に動いてくれる人
が必要なのではないか。
そんなことを考えるようになりました。
だから私は今、
「中小企業経営者の社長の右腕」
という仕事を始めようとしています。
社長の代わりに決めることはできません
ここは、大切なことです。
私は社長の代わりに経営することはできません。
会社の未来を決めるのは、社長です。
最終的な決断をするのも、社長です。
そして、その責任を負うのも社長です。
しかし、
社長が一人で悩み続ける必要はない
と思っています。
「これ、どう思う?」
「少し話を聞いてくれる?」
「この方向でいいと思う?」
そんなふうに話せる人がいる。
一緒に考える人がいる。
必要なら、一緒に手を動かす人がいる。
私は、そんな存在になりたいと思っています。
「社長の隣に、もう一人。」
社長は、孤独です。
だからといって、
いつも一人でいる必要はありません。
会社のことを理解し、
経営者の考えを聞き、
一緒に悩み、
一緒に考え、
そして、
「では、次に何をやりましょうか」
と前に進める。
そんな存在が一人いるだけで、
経営者の仕事は少し変わるかもしれません。
私は、
専門家として上から答えを教える人ではなく、
社長の隣で一緒に考える人でありたい。
そして、
考えるだけではなく、
実際に会社を前に進めるために動く。
それが、
私が考える
「社長の右腕」です。
中小企業経営者の「社長の右腕」として
株式会社レゾンデートルでは現在、
中小企業の経営者の方と一緒に、
経営・営業・集客・Webなどの課題を整理し、実務・実行まで伴走する
「社長の右腕」という仕事を始めています。
「少し話をしてみたい」
「今、会社について相談できる相手が欲しい」
そんな段階でも構いません。
まずは、お話を聞かせてください。
社長の隣に、もう一人。
株式会社レゾンデートル
代表 松川勝成


















