■ 変わる消費 新しい買い方(コロナの真の影響)後半

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
めざせ、皆さまの模範。
めざせ、有益な情報の無料ご提供。
「結果」より「行動」でまいります。 

--------

2022年 5月現在、新型コロナのまん延防止等重点措置は解除されGWは久しぶりの賑わいにホッとしている人も多い。
仮にこれが小康状態、踊り場も含め、アフターになったとしても。
この3年によって変わった生活様式はもう戻らないだろう。
2021年には、「終わりさえすれば元に戻る」という「リベンジ消費」は淡い夢だろう。
すでに定着した「ニューノーマル消費」に対応するしか生きる道はない。

アウトレット服まとめ買い

4月に発信した前半に続き、行動変容した現状と今後についてお話します。

アパレルの変容は大きい。
実店舗からEC、フリマアプリへと広がり、さらにコロナ禍の時短営業で発生したデッドストックを「オンラインアウトレットモールでまとめ買い」へと。
福袋買いを年中実施するような「SMASELL(スマセル)」/ウィファブリック(大阪市)では、30-40才代の女性・子供居る家庭がユニクロ、無印良品から遷移しているようだと話す。
あと2つの傾向として、
1.フリマでの転売を前提に廉価大量買い(古本のせどりを彷彿)
2.SDGsによる後押し(服廃棄処分への抵抗と転売でのブランドイメージ向上)
も大きな変容といえる。

コロナ禍で意外な変容のひとつが自動販売機だ。
宅配同様、自販機が活性化するのはわかる、問題はその商品について。
男性から女性へのプレゼントとして、腕時計、ケーキ、生花が売れているという。アクセサリー、香水、結婚指輪まで広がりをみせている。
自販機で買うこと自体、イベント性がありその行為の動画が映える。ギャップ、楽しさ、適時性などがうけているようだ。

商業施設でもECでもない「第三の買い物体験」も盛り上がりをみせる。
三井不動産関連の移動販売車「MILLE!(ミッケ)」は、テレワークや遠方移住など不定的なライフスタイルの変容にあわせ、食べる商品も多様、出展(販売)場所も多様と柔軟性がうり。
すなわち、たまたま仕事している場所、時間に偶然出会えた歓び=セレンディピティーがうけているようだ。

商品の拡がりは食に留まらない。
ECより体験・体感ができ、店舗より偶然性や楽しさから衝動買いを呼びおこす。
双方のいいどことりを実現できている移動販売では、EC/店舗以上の売上を実現している業種もある。
美顔器の「リファ」、トレーニング機器の「シックスパッド」、メガネスーパーによる「アイケア難民(店舗に行きたいけど厳しい)」向け移動式店舗、など。

行動変容をプラスに変えて、その本質をとらえ、流れにのってトライアルをくり返す。
座して死を待つ、悩む前にまず行動が肝要なように思う。

--------
【参 考】
日経XTREND(クロストレンド) 2022年 4月号
--------
【 中小企業の集客ノウハウ動画 】
ノウハウ、セミナー、お勧め本、地域ごとの提案など。「再生リスト」です。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLITUgKSGBGgjoADFRJYQUQV9kTSw02nDP

■ 変わる消費 新しい買い方(コロナの真の影響)前半

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
めざせ、皆さまの模範。
めざせ、有益な情報の無料ご提供。
「結果」より「行動」でまいります。 

--------

2022年 4月現在、新型コロナのまん延防止等重点措置は解除されたが、ワクチン、経口薬、次の波とウイズは当面続く。
仮にこれが小康状態、踊り場も含め、アフターになったとしても。
この3年によって変わった生活様式はもう戻らないだろう。
2021年には、まだ期待していた「終わりさえすれば元に戻る」という「リベンジ消費」は淡い夢だろう。
すでに定着した「ニューノーマル消費」に対応するしか生きる道はない。

仮定としてアフターコロナになったら生活様式は戻るか?
このアンケートに対し、81%は否で、理由は「今の生活様式に慣れてしまったから」
テレワークによって余剰時間が増えてどう変わったか。
1.プレミアム消費:消費機会が減り、その分、こだわるものには、多少高くても支払う。
2.回帰消費:在宅により家族・家庭に目がむき、消費・時間も費やすようになった。
3.緊縮消費:給料の安定化、ボーナスの復活を実感しない限り、不安は解消されない。

結果、現在厳しい業態において消費が戻っても内容が変容する、すなわち。
・安さよりも付加価値の高い飲食店が選ばれる。
・職場、仲間ではなく、家族旅行のニーズが高まる。

ニューノーマル消費

では、この新しい様式で牽引層によりどのような変化がみられるだろう。
アンケートによると、医療的なバックボーンもあるのか、状況に対し楽観派の代表は若年層の男性、悲観派の代表は60才代の女性だった。
ところが、マーケティングにおける積極派、開拓派である「イノベーター」「アーリーアダプター」はむしろ悲観的な結果も得られ、気持ちと裏腹に行動が遠い可能性がある。
逆に、不安が高いからこそ新しいことに挑戦しよう、せねば生き残れないという気持ちから、悲観派の女性のシニア層が行動変容を牽引する可能性を指摘している。

例えば、デジタルを敬遠したり怖いと触らないことで、ワクチン接種予約でさんざん苦労したシニア層は多い。
結果、嫌がおうにもデジタルに触れた勢いで在宅に必要なネットショッピング、出前依頼を体験した。第一関門を超えると慣れが促進される。大きなシニア層が伸びる可能性は高い。
コンテンツの有料配信も然りだ。

新しいシニアトレンドとしてもうひとつ。
「おさぼり“上手”料理」があげられる。
働いている母親や料理苦手意識のある若者に比して、倫理的には女性は台所で料理、自炊というDNAが刷り込まれたシニア層だが、買い物に行く機会が減少し、冷凍食品の有効活用や出前、宅配の利用をせざるをえない期間によって自炊の機会も減った。
結果、意外と美味い、イケてる冷凍食品がその地位を向上させた。
冷凍食品も自炊というカテゴリーでいいよねという感覚だ。
同じように、体験してみれば・・・で市民権をえたシニアトレンドとして、以下4つ。
1.プチ贅沢(高級アイスクリーム)Xプチおやつ
2.リベンジ小旅行X(高額・高機能)シューズ
3.ポジティブカラーXシーズンフリー
4.シニアXフェムテック(金融)
5.健康寿命X貢献寿命

次回もこの話題をお話します。

--------
【参 考】
日経XTREND(クロストレンド) 2022年 4月号
--------
【 中小企業の集客ノウハウ動画 】
Googleマイビジネス運用編【レゾンデートル】
(2020年 7月 経営研究会講演のために作って頂いた動画です)
https://youtu.be/9ZQPE3GXJps

春に贈りたい本(おせっかい野郎)

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
めざせ、皆さまの模範。
めざせ、有益な情報の無料ご提供。
「結果」より「行動」でまいります。 
--------

突然ですが我が家には子供がいません。
実妹に甥っ子が二人おり、成長を勝手に楽しみにしています。

おせっかい野郎の叔父は彼らが幼少のころから押しつけで節目節目に本を進呈してきました。
読もうが読もうまいがよく、完全な自己満足です。

この春、上は大学四年生で就職活動に勤しみ、下は高校に進学しました。
また、おせっかいの季節なのですが・・・。

今回は自身にも本で感動があり、あわせてここに披露させて頂こうと思ました。

私が感動した本は、お客様でもあり経営の先達の敬愛する方。
ダイヤ冷ケースの太田社長からちょうだいした本です。

それは、
「とことん、「一点だけ」で突き抜ける」 所 浩史さん著 ディスカバー21 です。
著名なパティシエさんの著作にて同業界への啓蒙書かと思いきや、業界の垣根などまったくないビジネスの指南書、人間の自己啓発書でした。
期せず、というと失礼ですが感動しました。
色んな意味でモチベーションがあがる一冊でした。

とことん一点だけで突き抜ける

ひと様から本を頂だいする歓び。
それが、期待以上に素敵だった大きな感動。
久しぶりに心地よい体験でした。

甥っ子に対しても、おせっかい・自己満足だけではないのではないか・・・と密かに思えました。

さて、そんな前提があり、二人にこの春送った、送る本をご参照までに共有します。
皆さんが同じ立場なら何を贈りますか?

●次男に今日手配した本:
・現代語訳 学問のすすめ
・図解 渋沢栄一と「論語と算盤」
・完訳 7つの習慣 30周年記念版 スティーブン・R・コヴィー

●長兄が就職決まったら・もしくは卒業時に贈る予定の本:
・プロフェッショナルの条件 P・F・ドラッカー
・ビジョナリーカンパニー ジム・コリンズ/ジェリー ・ポラス
・ザ・ゴール エリヤフ・ゴールドラット
・ユダヤ人大富豪の教え 本田 健
そして、
・とことん、「一点だけ」で突き抜ける 所 浩史

ついでに、私が今読んでいる本:
・理念と経営 コスモ教育出版(月刊)
・日経XTREND(クロストレンド) 日経BP社(月刊)
・シュガーマンのマーケティング 30の法則 ジョセフ・シュガーマン
・地果て海尽きるまで―小説チンギス汗(上下) 森村 誠一

人間として生まれたからには、ビジネスのためだけではなく、義務として悦びとして読書に勤しむべし。
それがビジネスの場合、インプットに励みアウトプットのトレーニングを怠らない。

8月に58歳になる私。
読みたい本は山積みですが、とても全部を読む時間が残されていないと思うと慄然とします。
一冊、一冊を積み重ねて行くしかありません。

甥っ子たちにもそのように生きて欲しいものですが・・・。

--------
【参 考】
オリジナルコンテンツ
--------
【 中小企業の集客ノウハウ動画 】
Googleマイビジネス作成編【レゾンデートル】
(2020年 7月 経営研究会講演のために作って頂いた動画です)https://youtu.be/dwayklIlQOU 

半導体不足 真の原因は?

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
めざせ、皆さまの模範。
めざせ、有益な情報の無料ご提供。
「結果」より「行動」でまいります。 

--------

私の社会人生活、ビジネスのスタートは半導体製造装置メーカー兼商社でした。 昔とった杵柄ではないですが、やはり今でも気になりますし、情報に接すると理解度も高いと自負しています。 特に昨今は業界をリードしていた時代に比して大きく世界の勢力図がかわっています。

この問題は広義の意味ではマーケティングを含む戦略のミステイク、大いなる読み違えが本質にあります。

現状について解説させて頂きます。

今回の問題がもっとも深刻なのは自動車メーカーです。 一言でいうと自分勝手、利己的な日本の製造業が抱える深刻な生産方式にあります。 ご存じの「ジャスト・イン・タイム」です。 「欲しいときに声かけるからとっとと持ってきな」という仕組みです。 私が在していた1990年代にもすでにこの制度はありました。 が、内示という手配方式により購買もリスクをおっており、在庫については商社の利益確保を前提に商社がその存在意義として請け負っていました。

半導体不足

しかし、今、リスクを負わない生産方式と商社の得る利益がどんどん薄利になり、機能しなくなっていました。 業界に残る知己から、いつか致命的な在庫不足、部品争奪時代がやってくると聞かされており、現実になったわけです。

これは生産、流通における致命傷です。

一方で国内半導体メーカーにも製造戦略、技術革新において責任放棄ともいえるミスを見受けます。 それは、設備投資のリスク軽減のためファブレス体制を強くおし進めたことです。 この傾向は日本だけではなく、アメリカ、ドイツの半導体メーカーにみられる現象です。 加えて、業界単位での半導体争奪戦が熾烈になっているにも関わらず、スマホの台頭に目をつぶっていた。 厳密には、自動車業界が車載半導体を買う、増産しろ、納品しろといえば、スマホ業界ごときに奪われた(半導体の)製造ラインをうばいかえせると考えていたと推察しています。

しかし、今、ラインはうばえていません。

キーを握るのは、台湾の超近代化半導体メーカー、TSMC 本人だけです。 TSMCに半導体製造装置を供給している、私の在していた装置メーカーも自動車業界の巨頭も台湾政府さえも彼らの意志を動かすことはできません。

自動車業界よりも、アップルやAndroid系=Googleの勢力下にいるスマホ生産力は、おいそれとは落ちてこない。心中するにあたいすると判断しているようです。

最後に、TSMCが何故、世界の巨大メーカーから求められるのか技術的なところを説明しておきます。

半導体微細化

半導体製造は施設(クリーンルーム)と製造装置の稼働を開始したからといってすぐに歩留まりという成果があがるものではありません。 繰り返し製造することで、製品に値する半導体を製造できるのです。 このため、新しい工場を起動にのせるには巨額の投資と長い歩留まり向上のノウハウがないと利益を生みません。 加えて、製造期間に突貫工事的な時短はできず。 化学的、物理的にかかる時間はどうしても短縮できません。

今稼働している製造ラインに当面頼るしかないわけです。 彼らだけが実現している半導体の製造ラインは、超微細化による5nm(ナノメートル=ミリの千分の一)のラインです。 アップルはすでに、この25パーセントを抑え、ゆずる気はありません。

TSMCも新工場をたてて、問題解決に前向きですが、上記の理由により、実際に歩留まりがあがり半導体の生産性があがってくるのは、はやくて、2023年あたりといわれています。

当面、自動車業界の歯ぎしりがきこえ、それは、日本経済、GNPにも小さくない負の影響をあたえるでしょう。

「買う」側だからと自社、自業界だけの利を追求していると、目先の数字はあがっても、栄華は長くは続かないという現実。 すべてのビジネスにおいて痛烈な警鐘として学ぶべきだと考えます。

--------
【参 考】
オリジナルコンテンツ
--------
【 中小企業の集客ノウハウ動画 】
その6:中小企業のネット集客
~トリプルメディア3つ目「ペイドメディア」広告のシャワーをつかおう!~
https://youtu.be/hDBCh6nMoZ8 

中小企業がマーケティングで成功するには

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
めざせ、皆さまの模範。
めざせ、有益な情報の無料ご提供。
「結果」より「行動」でまいります。 

--------

中小企業(に限らずですが・・・)がマーケティングで成功することはなかなか難しい。
今まで諦めたり、とん挫したり、苦労し続けている方は多いことでしょう。

そこで、皆さんのサポートをする立場から「コツ」をお伝えさせて頂きます。
これは、そのままコンサルタントとの上手なおつきあいの仕方、そして・・・弊社のPRにも少しなっていますが悪しからずです。

マーケティングには様々な側面とやるべきことがたくさんあります。
大手の場合は、問題を鮮明にしそこの改善を実施したうえで全般をくまなく網羅し実践します。
そしてPDCAの繰り返しでスパイラル化・・・。
大層な言葉で煙に巻いているようですいません。
しかし、本当です。
昨今は予算が厳しい、選択と集中とはいうものの以前が予算潤沢で贅沢すぎただけでマーケティングの王道を走っていることに変わりはありません。

またそうでないと通じません。
どの大手企業も自社のひろい市場に対して戦いを挑むいじょう、広告、ブランディグ、マーケティングに予算投下しないとビジネスに勝てません。

中小企業のマーケティングは全く違います。
質の上下やレベルの高低ではありません。重要視することが違います。
また、成功するコツ、ノウハウも違います。
しかし、「本質」は同じです。ご説明します。

大手、王道のマーケティングをご説明することは割愛します。
その辺の本屋で売っている本を通読したり、高価なセミナーに参加すれば答えはでています。

私たち、中手企業も本質は同じです。
しかし、現実をみすえた、継続できる体制を整えないと成功できません。
厳しい言い方ですが、「人手不足(人材不足ではありません。多忙すぎるのです)」「資金不足」は慢性的です。
一人ひとりが多少の無理をおしてでも何役もこなさないと、会社も仕事もまわりません。
一人の人材でメインのお仕事、学びとともに、新たにマーケティング活動をせねばならず、“普通”に“すべて”やっていては、パンクしてしまいます。

一気にすべてをやろうとせず、今、自社や自分がどういう状態にあるかを知る。
そしての今の状況でもっとも優先すべきことをやる。
これが答えです。

弊社では大きく3つのセグメントに分けて、皆さんとともに「今・現在」にあわせてプライオリティをつけています。

中小企業のマーケティング

その1【アカデミック】
いわゆる「学び」「座学」です。
ロジックや理屈を知ることはとても重要です。
繰り返し基本を学び、そしてレベルの向上にあわせて新しい学びをえて、頭に入れる。
もしくは、しっかりノートをとり、一歩づつ消化し自分のモノにしてゆくことが必要です。

その2【オペレーション】
学んだことは実践せねばなりません。
初めてで戸惑うこともありますが、行動にうつすことでスピードはともかく身につきます。
「慣れる」ことが着実な成功への近道です。
大手企業であってもオペレーションを一気にレベルアップできません。
地道ながら自身でやってみることが肝要です。

その3【モチベーション】
私がもっとも重要視しているセグメントです。
たくさんのタスクをこなす毎日、どうしても公私ともにリズムが乱れることがあります。
ご経験ありませんか?
むしろ、乱れない方がおかしいと考えています。
なぜなら、我々、人間は乱れることで、辛いことや飽きや自惚れを乗り越えてゆくからです。
乱れたときに、優先されるのは、メインのお仕事、待ったなしのタスクです。
どうしても、実践しないと目に見えてお客様に会社に迷惑をかけることから優先してこなしてしまいます。
この際、いってみれば、新しい、トライアルのタスクであるマーケティングは後回しになる傾向があります。
(そして、「広告」に逃げるのですが、この問題は非常に重要ですので、またの機会に)

でも、これで良いのです。
また、心を落ち着けて、マーケティングを実践することの意義、継続することの大事さ、本質的なプライオリティの高さをしっかり再認識する。
オペレーションが疎かになっていないか検証する、さらに効率化できないか再考してみる。
そして、また歩んで行く。
これが、継続と成功のコツです。

一朝一夕にはゆかないマーケティング。
大手企業に比して、一人ひとりの負荷、工数が大きく重い現実。
しかし、苦労した分、大きな成果と成長を得られることは古今東西、疑いようのない事実です。

ご一緒に踏ん張って、頑張って、成長してまいりましょう。

--------
【参 考】
オリジナルコンテンツ
--------
【 弊社のダイジェストムービー 】
インターネット集客方法・売上アップ方法
集客の仕組み・インバウンドマーケティング
https://youtu.be/OAl8J-JIdxA 

地方銀行のDX 苦しむ大手銀行

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
めざせ、皆さまの模範。
めざせ、有益な情報の無料ご提供。
「結果」より「行動」でまいります。 

--------

みずほフィナンシャルグループの失態が止まらない。
これは経営統合における人事的、政治的なマイナス要因に加え、相変わらずのノルマ営業から脱却できず。
これらによりシステム統合・改善のための発想、戦略の妨げになり、人や組織をサポートするべきシステム更新、改善の根本的な要因になっている弊害が大きい。

さらに、大手銀行共有の技術的なネックとして、IBMなどが提供するメインフレームの呪縛から抜け出せない致命的な問題を抱える。 メインフレームは独自のハードウェア、言語を使用しているためシステム更新、金融規制の見直し、新たなサービス導入などすべてにおいて莫大なコストを発生させる金食い虫である。
さらに、外部接続のハードルも高く、潮流であるフィンテック事業者の新しいアプリケーションとの連携、迅速な提供に対しても弊害となっている。

メガバンクががんじがらめに沈んでいる一方で、莫大なコストに耐えきれないがゆえに、“新たな道を目指さざるを得なかった”地方銀行が起死回生の動きをみせはじめた。

預金や融資など顧客取引の基幹系システムの中心、勘定系システムのクラウド化である。

1.北國銀行(石川) 旧:日本ユニシスのバンクビジョン → 新:マイクロソフト アジュール(Microsoft Azure)に移行。
2.みんなの銀行(福岡) アクセンチュアと共同開発でグーグル(Google Cloud) に移行。

クラウド化

これによりコスト軽減だけではなく、新たなサービスの導入、スマホとの連携。アプリケーションの導入と柔軟な更新、改善が可能になった。 このため今までは考えもつかなかった柔軟な企画やサービスが可能になり、ユーザビリティ、アクセシビリティが向上し、さらに注目を集めて営業支援にもなっている。

一方で金融という重要な分野であるので、クラウド系の技術でセキュリティが保てるのかという不安要素は当面、注視する必要はある。
しかし、クラウド化やスマホ完結型のデジタルバンクが、メガバンクをしり目に地方銀行の挑戦から実現されたことの意義は大きい。

なぜなら、DX戦略の本質は、過去のBLOGでも提言の通り、デジタル化という手段の先にある、人と組織がこれまでの「当たり前」という価値観を変え、未来を見据えた顧客起点のサービスを構築することにある。

これを大前提として、これを実現するため、現在のビジネルモデルを見直し、現在の仕事の生産性をあげること。
これが本質であることを忘れてはならない。

--------
【参 考】
2022年の論点 100 文藝春秋
--------
【 中小企業の集客ノウハウ動画 】
その5:中小企業のネット集客
~トリプルメディア2つ目「アーンドメディア」飛び道具として活用~
https://youtu.be/nkwbS9Ow5QA

中小企業のDX(成功事例に学ぶ)

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
めざせ、皆さまの模範。
めざせ、有益な情報の無料ご提供。
「結果」より「行動」でまいります。 

--------

コロナ禍において「中小企業白書」によれば、中小企業のデジタル化の優先度は高い。
コロナ以前からSDGsともども注目度の高かったDX(デジタル・トランスフォーメーション)は誰もが知るバスワードだ。
にも拘わらず、的確に定義を説明できるかというとそうでもない。
ここでは、「デジタル技術によって人々の生活や企業のあり方をよりよく変革する」という大構えで進めたい。
DXはまず大企業からはじまり、中小企業にはまだまだ先という空気感があるが、さにあらず。
大手も苦戦している実態がみえてきた。
( 参照:セブン&アイ・ホールディングスの“DX敗戦”
1200億円投資の「DXバブル」ベンダーの受注競争は過熱
https://diamond.jp/articles/-/295251 )
逆にスピード感と柔軟性に利がある中小こそトライ&エラーを繰り返し試行錯誤しやすい。
大げさなことは考えずに身の丈にあった現実的で効果的な施策を実践することが肝要だ。
キーポイントは、風呂敷をひろげず業界ごとの課題解決に特化した「バーティカルSaaS」
幾つかの成功事例に学びたい。

中小企業のDX

1.リクルートが提供する「SALON BOARD」
4名以下の小規模店舗 ヘアサロン向けサービス。
予約、顧客管理、会計、集客施策などの業務を一気通貫で効率化するサービス。
現場サロンの生の声に耳を傾け改善、改良。
店員さんがやるべき仕事、そうでない仕事を切り分け、人とデジタルで分業すること。

2.バニッシュ・スタンダードが提供する「STAFF START」
アパレルなどオムニチャネル(実店舗 X EC/オンライン)で店員・スタッフと顧客とつなぐサービス。
売上=販売・購買のキャッシュポイントだけで評価するのではなく実店舗での説明、提案とECサイト内詳細ページ、SNSなどがどう貢献したのかを可視化する。
投稿作業の効率化と評価という動機付けを結びつけEX(従業員体験)を向上。

3.ライオンが提供する「ご近所シェフトモ」
夕飯づくりに悩む人と近所の飲食店をつなぐテイクアウトサービス。
独自サイトやアプリに拘らず、プラットフォームをLINEにして構築コストを軽減しアプリ利用者の獲得を同時に成功。
LINE内で予約から支払いを完結させている。

3つの事例からみえてくることは、現場の課題を理解し、働く人への敬意・愛情を大事にしている。
方法論やシステムの出来に拘らず、人間本位でいまあるソリューションを活かして、シンプルに実践してみること。

中小企業のアドバンテージを活かそう。

--------
【参 考】
2022年の論点 100 文藝春秋
--------
【 中小企業の集客ノウハウ動画 】
その4:中小企業のネット集客
~主役は「オウンドメディア」HP(ホームページ)くんが勝負を決める~
https://youtu.be/cYPsupqTyyg

中小企業のレジリエンス(K字回復)

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
めざせ、皆さまの模範。
めざせ、有益な情報の無料ご提供。
「結果」より「行動」でまいります。 

--------

アフター/ウィズコロナにおいて、企業、特に中小企業は、「K字回復」で二極化するという。
この非常時に柔軟、かつ積極的に変革に努め、上昇曲線にのるか下降してしまうかに分かれる。
世界経済フォーラムによると顕在化する時期は2025年、変革を迫られている。
そのお手本といえる中小企業はレジリエンス(対応力・回復力)をみにつけて「たくましさ」や「柔軟性」を発揮している。幾つかの事例を共有したい。

K字回復

1.地方の信用金庫:
地域顧客への一斉調査で不足材料、過剰在庫をリスト化し、全国の組合で共有。地域をこえて調達しあう仕組みを構築。
きめ細かい情報網と全国規模のネットワークという強みを活かす。
今後、天災児にも活用できるプラットフォームでは、と期待。

2.キャッシュレス決済導入:
小規模店舗ほど導入が加速。
感染リスク軽減だけではなくレジ周りの投資抑制にも効果。
更に、即時性の高い補助金、助成金申請時、売上データのデジタル化により経理負荷軽減にも効果大。

3.移動制限を逆手に:
移動制限により、地元、既存客の顧客単価、ひいてはLTV(Life Time Value/ライフタイムバリュー)を強化。
小規模旅行代理店の旗振りでシニア層拡大に「深ぼり型ツアー」を敢行し。いちげんさんお断り、敷居の高い店舗を開拓し地域内での活性化を実現。
密を避けたレジャーとして注目の「釣り」客の集客を強化。
ただ釣るだけではなく、釣った魚を地元直売所が買い上げ。この際、地域流通通貨で換金し、現地・地場の活性化につなげる。

4.既に周知の成功事例:
a. 食品デリバリー市場の創生。
起業家育成(インキュベーション)市場と組み合わせて「シェアキッチン」「クラウドキッチン」などにより自社店舗を持たず、配達代行業者(UberEats/出前館など)に販売してもらう座組確立。
資金貯蓄、コロナ禍軽減にあわせてキッチンカー、テイクアウト専門店など徐々に規模拡大を狙う流れで独立開業のハードルが下がる好循環を実現。
b. リモートワークへのシフトを好機に。
オフィス需要激減に空きスペースを安価な少人数ビジネススペースに区画化してレンタルや映像撮影スタジオとしてレンタル。
自社社員向け教育映像や訓練映像を他社向けオンライン講座として活用し新規事業化。
リモート会議の増加により軽減された交通関連費用を海外含む遠地企業とのオンライン交流の活性化にあたる。
同じく浮いた費用、時間を自社商品開発にあてて下請けからの脱却に挑戦。

まだまだある。
コロナ禍と恐れるなかれ、規模体制における機動性、柔軟性。意志決定におけるスピード感、柔軟性。発想における柔軟性。
どれもレジリエンス(対応力・回復力)として発揮されている。
中小企業こそがこれを好機と「K字回復」の上昇曲線にのってゆくのである。

--------
【参 考】
2022年の論点 100 文藝春秋
--------
【 中小企業の集客ノウハウ動画 】
その3:中小企業のネット集客~簡単で具体的な「有益なコンテンツ」~
https://youtu.be/Bf7qetUlSXw

Youtuber(ユーチューバー)の陰の部分

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
めざせ、皆さまの模範。
めざせ、有益な情報の無料ご提供。
「結果」より「行動」でまいります。 

--------

「Youtuber ユーチューバー」は子供たちの将来なりたい仕事、男子の1位だという。
保守派を自認する私としては反発と、成功している彼らの苦労を思うに簡単な仕事じゃないよ、と切に思う。
時代だなぁとしみじみ思う。
年配の諸氏の中には出前館のTVCMに出演している二人をみて誰じゃ?と思うむきもあろう。
彼らこそ憧れの「ヒカキン」「はじめしゃちょー」。
彼らの他にも素晴らしい真剣なユーチューバーが多数いる。

それら輝かしい側面とともに存在する暗部について、今回はお話したい。

ネガティブな事例で個人名をあげることはよしとしないが、ご理解ご容赦を。
「へずまりゅう(原田某被告)」は迷惑系ユーチューバーとして全国版のニュースを賑やかし、その後、ネットで名前が出続けている。
彼の人となりがどういうものかは知る由もない。が、ひとつ明確に言えることは、迷惑をかけ非難されさらされること。
これは彼にとってマイナスなことではなく、仕事、ビジネスでありプラス要因であるという事実。

迷惑系ユーチューバー

トップクラスのユーチューバーは数億円の年収を得ている。
へずまも然り。
しかも、その一攫千金は資格や学歴などいらない、ただバズることが全てで、準備金もいらないスマホ一台、裸一貫で夢を得ることが可能だ。
周到な企画、撮影、編集とプロフェッショナルな仕事をしているユーチューバーが大勢を占める一方。むしろ、迷惑系は楽にバズりを実現できる。

批判が集中し注目が集まるほどに彼らの商品価値はあがる。
それは、Youtube の枠、域を超えてゆく。
冒頭の二人がそうであるように、Youtube以外のメディア、媒体における収入が膨れあがる。

これを後押しし金を払っているのは誰あろう我々経営者である。
ユーチューバーは別の言い方でいうと、インフルエンサーでありその存在、その発信力自体が強力な広告媒体として成立している。
特にターゲット・カテゴリと一致した発信は既存の四大メディアを凌駕する。

しかも四大メディアで発信者を制約する条件も前提もモラルも何もない。
発信力、露出力が正義であり、社会正義は二の次。 これが現実だ。

考えてみて欲しい。
社会人として何の修練も成長もしていない彼らを持ち上げ、莫大な金を払う大人、しかも成功者といっていい層が甘く接することが彼らに与える悪影響を。
浮かれるな、自惚れるなというほうがむしろ酷かもしれない。
飛躍した言い方をしてしまうと彼らもまた時代に翻弄される被害者かもしれない。

日本の日本人の「民度」の低下への憂いを私は公私幾度も述べてきた。
焦り憤り、自身の無力を感じる日々。

モラルなき彼らの人気(=暴走?)にすがり、持ち上げ、自身の広報・広告を成功させ、自身の商品が売れれば、あとはどうでもいいという姿勢、魂胆。

今回はユーチューバーという人種、PRへの投資対効果を舞台に話したが本質的に同じ問題を抱えた事象を散見する。

日本の未来は暗い。

--------
【参 考】
2022年の論点 100 文藝春秋
--------
【 中小企業の集客ノウハウ動画 】
その2:中小企業のネット集客~簡単で具体的な「見込み客リストの作り方」~
https://youtu.be/NVjkFh4oxaI

検索の終焉?「ゼロクリック論争」の展望

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
めざせ、皆さまの模範。
めざせ、有益な情報の無料ご提供。
「結果」より「行動」でまいります。
  (・・・といいながら、久しぶりの配信 また張りきってまいります)

--------
2021年は「検索の死」がホットな話題になった。
いわゆる「ゼロクリック論争」である。

ゼロクリックサーチ

私的な結論から述べると、まだまだその結論を出すには尚早で。
当面、検索の重要性、ソリューションとしての優位は動かないと考える。

しかし、120パーセント揺るぎない検索=Googleの牙城に小さいながらもメスが入ったことは重大であり認識しておくべき事実である。
事の発端は、“2020年のGoogleでの検索回数のうち、約三分の二では表示結果を何一つクリックされることがない”という調査結果。

このジレンマはEC(通販)の世界でも同じである。
これまでECサイトで特に初期に集客するにはネットポータルに参画することが王道だった。
ところが、巨大化したポータルの中で探してもらう、検索結果上位に出るという次なる戦いが熾烈になっている。「サーチコスト」が増大しているわけだ。
単にポータルに参加するだけでは集客も売上向上もかなわず、極論からいうとネットポータルに参加する意義は低下する一方である。
この受け皿として急浮上してきた手法が自社ECサイト構築を廉価に高効率で支援するショッピファイ(カナダ)やベイス(日本)の独自ネットショップ開設である。
テレビCMでの攻勢はこの盛り上がりを如実に示している。

さて、冒頭、当面、検索の優位は変わらないと述べたが、一方で急進的な動きをしている国がある。
中国である。

ファーウェイは「ゼロサーチ」を公言し導入している。
これは、人間が情報を探すのではなく、逆に、情報がそれを求める人間を探す技術である。
近しい例では、TikTok(ティックトック)がある。
利用者が見る動画を選ぶのではなく、AIが利用者の好みを読み取り、お勧めコンテンツを配信する。
体験、体感している人は解かると思うが、その精度は高い。
既に平均視聴時間はYoutubeを上回っている。

TikTok

ECでは拼多多(ピンドウドウ)。
購買者は検索に頼らない。友人の口コミか、AIのお勧めに導かれて商品を購入している。
中国が先頭を走るのには理由があり。
個人情報に触れるデータを扱うことに欧米、日本では法律、制約がある。が、中国では自由に取り扱える。
一部のECでは、常連客にて定価で販売し、新規顧客には動機付けのため廉価で販売するという不平等売買が横行しているという。
流石の中国当局も2022年には規制を強化するとみられている。

ともあれ、情報過多、飽和の中で溺れそうなネット世界において。
検索だけでは検索者の正解が遠かったり、提供者のサーチコストが高くなっている。
この事実は中国、日本、欧米ともに変わりなく。方向性として「ゼロサーチ」に進まざるを得ないだろう。
しかし、不平等、情報操作などの問題を抑止、防止して健全な検索社会からゼロサーチ社会への緩やかな移行が望まれる。

この時、王者、Google がどうでてくるのか。
個人的には大いに期待している。

--------
【参 考】
2022年の論点 100 文藝春秋
--------
【 中小企業の集客ノウハウ動画 】
その1:中小企業のネット集客~なぜ売り込んじゃいけないの?~
https://youtu.be/pBlshSFYY3o 

Follow by Email
Facebook