新しいSNSが筍のようにポコポコでてきている。 どれが、ポストTikTok として生き残ってゆくのだろうか? どれも無理でしょ、という声が聴こえてきそうです。 しかし、そのTikTok もこんなオチャラケタもの残らない、ビジネスでは使えないと言われていたがあれよあれよと中心に躍り出てきた。 昔、Google+ がでたときよもや消えるとは思わなかったはずだ(その存在があったことすら知らない人も多いと思う)。 今、Threads がこんなに苦戦すると予想した人は少ないはずだ。 Twitter が、Xと名を変え、イーロン・マスクが怪しい方向に動こうとした時、もう終わりだと思った人は多かった。が、変わらず活性している。
ということで、ポストになりうる候補を幾つか紹介し、今後もおってゆきます。
1. Lemon8
ポストTikTokの一番手。ハウツー特化型TikTokという声が高い。 ホーム画面のメニューに「ビューティー」「美容ケア」「ファッション」など9つのジャンルが並んでいる。 利用者がそれぞれの知恵を持ち寄って情報を共有し、閲覧者は気になった投稿を保存する。皆で実用性高い投稿を共有し問題を解決するような場として機能。 「そのジャンルについて知りたい」という能動的なユーザーが集まるのが特徴です。 質の高い投稿をしやすいように、写真デザイン、文章例等をアプリ内でフォーマットとして用意。アプリ内サービスとして「Lemon8 顔型診断」「Lemon8フォトスタジオ」などを提供し20~30代女性を中心に浸透している。 Instagramとの抱き合わせでの利用シーンが生まれている。 例えば、居酒屋を探しているとき、そのロケーションでざっくりとしたお勧め、盛上っているエリア、店をめぼしつけた後に、詳細の店舗情報を雑誌風にまとめられたコンテンツ群の中から、雑誌をくるようにして探す。
2. Bluesky(ブルースカイ)
元twitterCEO ジャック・ドーシー発案のSNS。 アカウント作成必要だった招待コードが2024年2月に廃止されたことで利用者が急増中。 XはX社が中心となって管理している「中央集権型SNS」ですが、Blueskyは、複数のサーバーが連携しながら情報管理を行う「分散型SNS」です。 特定の企業によってコンテンツを管理されることがないため、ユーザーが自由に情報を共有することが可能です。 本音が集まる真の意味でのソーシャルメディアといえ、発案者がtwitter当初に抱いた想いの実現をいまいちどトライしているように思えます。
3.BeReal(ビーリアル)
若者、特にZ世代で流行している新しいSNSです。 他とは異なる思想、特徴を持っています。
a. フィルターや編集機能がない: 撮影した写真を編集したり、フィルターで盛る機能がありません。 SNSはより良く見せようとする傾向がありますが、一切の編集機能を排除することで、”ありのままの自分を共有する”点を重視。
b. 通知が届いてから2分以内に写真を投稿: 1日1回ランダムな時間に通知が届き、通知から2分以内に写真を撮って投稿しなければなりません。 「自分が投稿したい写真を共有する」のではなく、「今まさに自分が何をしているのか」を共有することを重視。 ”ありのままの日常”を友達とシェアします。
c. 自分が投稿しないと友達の写真が見られない: 見るだけの利用はできず、友達の写真を見るためには、”自分も写真を投稿”しなければなりません。 知らない人に自分の投稿を見られている不安を感じることなく、互いの日常を見せ合う形になるため、気負わずに続けらることを重視。 企業とのプロモーションを開始するなど拡大、浸透に積極的に活動しています。
どれも、若者、女性を中心に拡がりをみせており、他の世代にどう移行、浸透してゆけるか。
提供者も意図していなかった便利な使い方が自主発生してゆくことがキーになると考える。
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<参考文献> 日経Xトレンド 2024年5月号
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