2022年 3月 の投稿一覧

半導体不足 真の原因は?

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
めざせ、皆さまの模範。
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「結果」より「行動」でまいります。 

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私の社会人生活、ビジネスのスタートは半導体製造装置メーカー兼商社でした。 昔とった杵柄ではないですが、やはり今でも気になりますし、情報に接すると理解度も高いと自負しています。 特に昨今は業界をリードしていた時代に比して大きく世界の勢力図がかわっています。

この問題は広義の意味ではマーケティングを含む戦略のミステイク、大いなる読み違えが本質にあります。

現状について解説させて頂きます。

今回の問題がもっとも深刻なのは自動車メーカーです。 一言でいうと自分勝手、利己的な日本の製造業が抱える深刻な生産方式にあります。 ご存じの「ジャスト・イン・タイム」です。 「欲しいときに声かけるからとっとと持ってきな」という仕組みです。 私が在していた1990年代にもすでにこの制度はありました。 が、内示という手配方式により購買もリスクをおっており、在庫については商社の利益確保を前提に商社がその存在意義として請け負っていました。

半導体不足

しかし、今、リスクを負わない生産方式と商社の得る利益がどんどん薄利になり、機能しなくなっていました。 業界に残る知己から、いつか致命的な在庫不足、部品争奪時代がやってくると聞かされており、現実になったわけです。

これは生産、流通における致命傷です。

一方で国内半導体メーカーにも製造戦略、技術革新において責任放棄ともいえるミスを見受けます。 それは、設備投資のリスク軽減のためファブレス体制を強くおし進めたことです。 この傾向は日本だけではなく、アメリカ、ドイツの半導体メーカーにみられる現象です。 加えて、業界単位での半導体争奪戦が熾烈になっているにも関わらず、スマホの台頭に目をつぶっていた。 厳密には、自動車業界が車載半導体を買う、増産しろ、納品しろといえば、スマホ業界ごときに奪われた(半導体の)製造ラインをうばいかえせると考えていたと推察しています。

しかし、今、ラインはうばえていません。

キーを握るのは、台湾の超近代化半導体メーカー、TSMC 本人だけです。 TSMCに半導体製造装置を供給している、私の在していた装置メーカーも自動車業界の巨頭も台湾政府さえも彼らの意志を動かすことはできません。

自動車業界よりも、アップルやAndroid系=Googleの勢力下にいるスマホ生産力は、おいそれとは落ちてこない。心中するにあたいすると判断しているようです。

最後に、TSMCが何故、世界の巨大メーカーから求められるのか技術的なところを説明しておきます。

半導体微細化

半導体製造は施設(クリーンルーム)と製造装置の稼働を開始したからといってすぐに歩留まりという成果があがるものではありません。 繰り返し製造することで、製品に値する半導体を製造できるのです。 このため、新しい工場を起動にのせるには巨額の投資と長い歩留まり向上のノウハウがないと利益を生みません。 加えて、製造期間に突貫工事的な時短はできず。 化学的、物理的にかかる時間はどうしても短縮できません。

今稼働している製造ラインに当面頼るしかないわけです。 彼らだけが実現している半導体の製造ラインは、超微細化による5nm(ナノメートル=ミリの千分の一)のラインです。 アップルはすでに、この25パーセントを抑え、ゆずる気はありません。

TSMCも新工場をたてて、問題解決に前向きですが、上記の理由により、実際に歩留まりがあがり半導体の生産性があがってくるのは、はやくて、2023年あたりといわれています。

当面、自動車業界の歯ぎしりがきこえ、それは、日本経済、GNPにも小さくない負の影響をあたえるでしょう。

「買う」側だからと自社、自業界だけの利を追求していると、目先の数字はあがっても、栄華は長くは続かないという現実。 すべてのビジネスにおいて痛烈な警鐘として学ぶべきだと考えます。

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【参 考】
オリジナルコンテンツ
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【 中小企業の集客ノウハウ動画 】
その6:中小企業のネット集客
~トリプルメディア3つ目「ペイドメディア」広告のシャワーをつかおう!~
https://youtu.be/hDBCh6nMoZ8 

中小企業がマーケティングで成功するには

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
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「結果」より「行動」でまいります。 

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中小企業(に限らずですが・・・)がマーケティングで成功することはなかなか難しい。
今まで諦めたり、とん挫したり、苦労し続けている方は多いことでしょう。

そこで、皆さんのサポートをする立場から「コツ」をお伝えさせて頂きます。
これは、そのままコンサルタントとの上手なおつきあいの仕方、そして・・・弊社のPRにも少しなっていますが悪しからずです。

マーケティングには様々な側面とやるべきことがたくさんあります。
大手の場合は、問題を鮮明にしそこの改善を実施したうえで全般をくまなく網羅し実践します。
そしてPDCAの繰り返しでスパイラル化・・・。
大層な言葉で煙に巻いているようですいません。
しかし、本当です。
昨今は予算が厳しい、選択と集中とはいうものの以前が予算潤沢で贅沢すぎただけでマーケティングの王道を走っていることに変わりはありません。

またそうでないと通じません。
どの大手企業も自社のひろい市場に対して戦いを挑むいじょう、広告、ブランディグ、マーケティングに予算投下しないとビジネスに勝てません。

中小企業のマーケティングは全く違います。
質の上下やレベルの高低ではありません。重要視することが違います。
また、成功するコツ、ノウハウも違います。
しかし、「本質」は同じです。ご説明します。

大手、王道のマーケティングをご説明することは割愛します。
その辺の本屋で売っている本を通読したり、高価なセミナーに参加すれば答えはでています。

私たち、中手企業も本質は同じです。
しかし、現実をみすえた、継続できる体制を整えないと成功できません。
厳しい言い方ですが、「人手不足(人材不足ではありません。多忙すぎるのです)」「資金不足」は慢性的です。
一人ひとりが多少の無理をおしてでも何役もこなさないと、会社も仕事もまわりません。
一人の人材でメインのお仕事、学びとともに、新たにマーケティング活動をせねばならず、“普通”に“すべて”やっていては、パンクしてしまいます。

一気にすべてをやろうとせず、今、自社や自分がどういう状態にあるかを知る。
そしての今の状況でもっとも優先すべきことをやる。
これが答えです。

弊社では大きく3つのセグメントに分けて、皆さんとともに「今・現在」にあわせてプライオリティをつけています。

中小企業のマーケティング

その1【アカデミック】
いわゆる「学び」「座学」です。
ロジックや理屈を知ることはとても重要です。
繰り返し基本を学び、そしてレベルの向上にあわせて新しい学びをえて、頭に入れる。
もしくは、しっかりノートをとり、一歩づつ消化し自分のモノにしてゆくことが必要です。

その2【オペレーション】
学んだことは実践せねばなりません。
初めてで戸惑うこともありますが、行動にうつすことでスピードはともかく身につきます。
「慣れる」ことが着実な成功への近道です。
大手企業であってもオペレーションを一気にレベルアップできません。
地道ながら自身でやってみることが肝要です。

その3【モチベーション】
私がもっとも重要視しているセグメントです。
たくさんのタスクをこなす毎日、どうしても公私ともにリズムが乱れることがあります。
ご経験ありませんか?
むしろ、乱れない方がおかしいと考えています。
なぜなら、我々、人間は乱れることで、辛いことや飽きや自惚れを乗り越えてゆくからです。
乱れたときに、優先されるのは、メインのお仕事、待ったなしのタスクです。
どうしても、実践しないと目に見えてお客様に会社に迷惑をかけることから優先してこなしてしまいます。
この際、いってみれば、新しい、トライアルのタスクであるマーケティングは後回しになる傾向があります。
(そして、「広告」に逃げるのですが、この問題は非常に重要ですので、またの機会に)

でも、これで良いのです。
また、心を落ち着けて、マーケティングを実践することの意義、継続することの大事さ、本質的なプライオリティの高さをしっかり再認識する。
オペレーションが疎かになっていないか検証する、さらに効率化できないか再考してみる。
そして、また歩んで行く。
これが、継続と成功のコツです。

一朝一夕にはゆかないマーケティング。
大手企業に比して、一人ひとりの負荷、工数が大きく重い現実。
しかし、苦労した分、大きな成果と成長を得られることは古今東西、疑いようのない事実です。

ご一緒に踏ん張って、頑張って、成長してまいりましょう。

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【参 考】
オリジナルコンテンツ
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【 弊社のダイジェストムービー 】
インターネット集客方法・売上アップ方法
集客の仕組み・インバウンドマーケティング
https://youtu.be/OAl8J-JIdxA 

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