マーケティング

■ 中小企業のマーケティング成功のために

企業規模、業種・業態に拘わらず、現代ビジネスにおいて「マーケティング」「ブランディング」は成功の必須要件です。
私は広義の意味で、この2つは背中合わせの同じ経営要件だと考えています。

その必要性は多くの経営者の方々が重々承知しています。
しかし、現実では頭ではわかっていても、人、モノ、金ともに手がまわらない。
特に不景気なおり、キャッシュフローが厳しいと背に腹は代えられません。
人件費、家賃、インフラ費用(通信、水道光熱費)、減価償却費などの固定費は必須。
マーチャンダイズ(商品開発・製造・原材料費)、ロジスティクス(倉庫・物流・販売)もサプライチェーンに必須。 そして、営業、広告と続きます。
次に費やすのは教育費でしょうか。
マーケティングはどうしても後回しの感があります。

私は、マーケティング(今後、ブランディングも包括します)は必須なのでプライオリティーをあげて取り組みましょう、と単純に言いたいわけではありません。
厳しいものは厳しい、ない袖はふれないのは道理です。
ではどう解決すればよいのでしょうか?
ご提言します。

春闘で自動車業界を皮切りに電産各社、他、軒並み満額回答をしています。
日本を変えて復興するには消費を活性化し高齢社会改善、少子化対策、そして真の構造改革に突き進むべきです。
満額回答はその一歩になるように期待しています。
ここで思いませんか、感じませんか、ため息がでませんか。
大手はいいな~と。私も同じ吐息を吐きました。
これは恥じることではありません。
しかし、向き合うべき現実です。
この想いの矢、ベクトルを世の中、時代の巡りあわせ、政府など外部要因に向けていてはことは解決しません。
大手だから可能な満額回答のように、大手が資源投入をしてがっつりやっているマーケティング。
それは大手だから・・・ではことは解決しません。

身の丈に合った投資を行い、小さな一歩でよいのでマーケティングに着手するのです。
このためには、昇給・賞与を抑えたり、早く効果がみえる広告費を抑えたり、一定の時間を割かねばなりません。
(※注: 私は「広告」もマーケティングの一部だと考えています。肯定しています。
ただ、広告だけを実施しても金の切れ目が縁の切れ目。マーケティングの一環としてやることに大きな意義と相乗効果があります。)

コンサルタントファームやベンチャー志向ながら資本の入ったデジタルマーケティング支援会社にその一歩を委ねることは、可能であれば素晴らしいことです。
否定ではなく申し上げますが、これには相応な費用が必用です。
英断し工面できるのであれば、前向きなトライになると期待しています。
では、現実的にマインドシフト、英断すれば軍資金は捻りだせますか。

私の提言は、
マーケティングの必要性を再認識し、そのために頑張って捻出した費用があれば、これを有効活用するべきだということです。
これを機会に、マーケティングにトライしたい。過去挫折したマーケティングにもう一度取り組みたい。業績をあげてゆきたい。
社員さんの給与をあげたい。
このように、今は厳しい。予算も大きくない。
しかし、本気で切り拓きたいと想う方々に向けられています。

私は、30年以上、マーケティングに携わってきました。
上場商社から出発し、幾つかのベンチャー企業の立ち上げ、数人規模の開発会社を100名弱の規模に成長し、そして、最近10年は中小企業に特化した集客の仕組みつくり・導入支援に従事してきました。
その中で幾度も体感し強く信じるに至ることがあります。
それは、中小企業のマーケティングの成功のためには、「アカデミック(知識)」「オペレーション(運用)」そして、関わる社員さんは複数のタスクをこなさねばならないタフな環境から、ともすれば維持が難しい「モチベーション(動機)」
これらを効果的に組み合わせて、投資対効果高く、やりがいのあるマーケティングを実践してゆくことが肝要だということです。

具体的には、初期の分析と戦略を、中小企業が実現できる、現実にそって着手、継続可能なものとして立案すること。
ここで成否が決まります。
もうひとつ、更に重要なキーポイントがあります。
・ボトルネックとなっているところから着手する。
・早く効果がでるところから着手する。

です。

これには、学術的な知見、技術的な知見、積み重ねた経験と裏腹に小さな成功に縛られない柔軟性、進取気概の気概、などなど高く広角的な素養が不可欠です。
私は、10年前起業したとき、もてる知見を上記のような気概をもつ皆さんに提供させて頂くことを志しました。
これが設立時から変わりない「理念」の礎になっています。
・お客様の商品・サービスが表舞台で活躍するように支援する。
・お客様の売上アップ・業績向上をとおして、社会に貢献する。

(※ この考えに至った経緯はまたの機会にお話させて頂きます。)
私のポリシーは、
1. 多種多様な中小企業を理解し、戦略立案することは多大な負荷がかかります。
私は、中途採用の社員さんのように前向き・やる気満々で取り組んでいます。
もし、この負荷をシンドイな~、面倒だな~と感じたら、この仕事を辞めます。
2. デジタルマーケティングは日進月歩、LINE,Reels,Shorts はもちろん、TikTok,Snapchat,Vine,ツイキャス・・・新しいソリューションは日々生まれています。
もし、これらを個人的に使いこなすことが、シンドイな~、面倒だな~と感じたら、この仕事を辞めます。

各社各様の現実にそった戦略立案と施行する具体的な戦術を明示するところまでが第一段階。
私の提言、仕事です。
(※ 私でなくとも同じ志、同等の知見と経験をもつ方をみつけて託すことをお勧めします。)

自社でトライされることを継続して支援する、技術が必要なことを弊社でお請けすることも可能です。
戦術・要件毎に弊社の信頼できるプロに個々に紹介、引き継ぐことも可能です。
自社既存の仲間の方々に戦術をご指導・ご指南し、引き継ぐことも可能です。
現実にそって柔軟にご支援します。

捻りだせる予算を有効活用し、身の丈に合った、しかし大きな一歩となる、
”中小企業のための”
“中小企業ができる”
”中小企業による” 
マーケティング
に踏み出しませんか。

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【 弊社HP 】
https://raison-dtr.co.jp/
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【 中小企業の集客ノウハウ動画 】
ノウハウ、セミナー、お勧め本、地域ごとの提案など。「再生リスト」です。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLITUgKSGBGgjoADFRJYQUQV9kTSw02nDP

半導体不足 真の原因は?

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
めざせ、皆さまの模範。
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「結果」より「行動」でまいります。 

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私の社会人生活、ビジネスのスタートは半導体製造装置メーカー兼商社でした。 昔とった杵柄ではないですが、やはり今でも気になりますし、情報に接すると理解度も高いと自負しています。 特に昨今は業界をリードしていた時代に比して大きく世界の勢力図がかわっています。

この問題は広義の意味ではマーケティングを含む戦略のミステイク、大いなる読み違えが本質にあります。

現状について解説させて頂きます。

今回の問題がもっとも深刻なのは自動車メーカーです。 一言でいうと自分勝手、利己的な日本の製造業が抱える深刻な生産方式にあります。 ご存じの「ジャスト・イン・タイム」です。 「欲しいときに声かけるからとっとと持ってきな」という仕組みです。 私が在していた1990年代にもすでにこの制度はありました。 が、内示という手配方式により購買もリスクをおっており、在庫については商社の利益確保を前提に商社がその存在意義として請け負っていました。

半導体不足

しかし、今、リスクを負わない生産方式と商社の得る利益がどんどん薄利になり、機能しなくなっていました。 業界に残る知己から、いつか致命的な在庫不足、部品争奪時代がやってくると聞かされており、現実になったわけです。

これは生産、流通における致命傷です。

一方で国内半導体メーカーにも製造戦略、技術革新において責任放棄ともいえるミスを見受けます。 それは、設備投資のリスク軽減のためファブレス体制を強くおし進めたことです。 この傾向は日本だけではなく、アメリカ、ドイツの半導体メーカーにみられる現象です。 加えて、業界単位での半導体争奪戦が熾烈になっているにも関わらず、スマホの台頭に目をつぶっていた。 厳密には、自動車業界が車載半導体を買う、増産しろ、納品しろといえば、スマホ業界ごときに奪われた(半導体の)製造ラインをうばいかえせると考えていたと推察しています。

しかし、今、ラインはうばえていません。

キーを握るのは、台湾の超近代化半導体メーカー、TSMC 本人だけです。 TSMCに半導体製造装置を供給している、私の在していた装置メーカーも自動車業界の巨頭も台湾政府さえも彼らの意志を動かすことはできません。

自動車業界よりも、アップルやAndroid系=Googleの勢力下にいるスマホ生産力は、おいそれとは落ちてこない。心中するにあたいすると判断しているようです。

最後に、TSMCが何故、世界の巨大メーカーから求められるのか技術的なところを説明しておきます。

半導体微細化

半導体製造は施設(クリーンルーム)と製造装置の稼働を開始したからといってすぐに歩留まりという成果があがるものではありません。 繰り返し製造することで、製品に値する半導体を製造できるのです。 このため、新しい工場を起動にのせるには巨額の投資と長い歩留まり向上のノウハウがないと利益を生みません。 加えて、製造期間に突貫工事的な時短はできず。 化学的、物理的にかかる時間はどうしても短縮できません。

今稼働している製造ラインに当面頼るしかないわけです。 彼らだけが実現している半導体の製造ラインは、超微細化による5nm(ナノメートル=ミリの千分の一)のラインです。 アップルはすでに、この25パーセントを抑え、ゆずる気はありません。

TSMCも新工場をたてて、問題解決に前向きですが、上記の理由により、実際に歩留まりがあがり半導体の生産性があがってくるのは、はやくて、2023年あたりといわれています。

当面、自動車業界の歯ぎしりがきこえ、それは、日本経済、GNPにも小さくない負の影響をあたえるでしょう。

「買う」側だからと自社、自業界だけの利を追求していると、目先の数字はあがっても、栄華は長くは続かないという現実。 すべてのビジネスにおいて痛烈な警鐘として学ぶべきだと考えます。

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【参 考】
オリジナルコンテンツ
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【 中小企業の集客ノウハウ動画 】
その6:中小企業のネット集客
~トリプルメディア3つ目「ペイドメディア」広告のシャワーをつかおう!~
https://youtu.be/hDBCh6nMoZ8 

中小企業がマーケティングで成功するには

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
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中小企業(に限らずですが・・・)がマーケティングで成功することはなかなか難しい。
今まで諦めたり、とん挫したり、苦労し続けている方は多いことでしょう。

そこで、皆さんのサポートをする立場から「コツ」をお伝えさせて頂きます。
これは、そのままコンサルタントとの上手なおつきあいの仕方、そして・・・弊社のPRにも少しなっていますが悪しからずです。

マーケティングには様々な側面とやるべきことがたくさんあります。
大手の場合は、問題を鮮明にしそこの改善を実施したうえで全般をくまなく網羅し実践します。
そしてPDCAの繰り返しでスパイラル化・・・。
大層な言葉で煙に巻いているようですいません。
しかし、本当です。
昨今は予算が厳しい、選択と集中とはいうものの以前が予算潤沢で贅沢すぎただけでマーケティングの王道を走っていることに変わりはありません。

またそうでないと通じません。
どの大手企業も自社のひろい市場に対して戦いを挑むいじょう、広告、ブランディグ、マーケティングに予算投下しないとビジネスに勝てません。

中小企業のマーケティングは全く違います。
質の上下やレベルの高低ではありません。重要視することが違います。
また、成功するコツ、ノウハウも違います。
しかし、「本質」は同じです。ご説明します。

大手、王道のマーケティングをご説明することは割愛します。
その辺の本屋で売っている本を通読したり、高価なセミナーに参加すれば答えはでています。

私たち、中手企業も本質は同じです。
しかし、現実をみすえた、継続できる体制を整えないと成功できません。
厳しい言い方ですが、「人手不足(人材不足ではありません。多忙すぎるのです)」「資金不足」は慢性的です。
一人ひとりが多少の無理をおしてでも何役もこなさないと、会社も仕事もまわりません。
一人の人材でメインのお仕事、学びとともに、新たにマーケティング活動をせねばならず、“普通”に“すべて”やっていては、パンクしてしまいます。

一気にすべてをやろうとせず、今、自社や自分がどういう状態にあるかを知る。
そしての今の状況でもっとも優先すべきことをやる。
これが答えです。

弊社では大きく3つのセグメントに分けて、皆さんとともに「今・現在」にあわせてプライオリティをつけています。

中小企業のマーケティング

その1【アカデミック】
いわゆる「学び」「座学」です。
ロジックや理屈を知ることはとても重要です。
繰り返し基本を学び、そしてレベルの向上にあわせて新しい学びをえて、頭に入れる。
もしくは、しっかりノートをとり、一歩づつ消化し自分のモノにしてゆくことが必要です。

その2【オペレーション】
学んだことは実践せねばなりません。
初めてで戸惑うこともありますが、行動にうつすことでスピードはともかく身につきます。
「慣れる」ことが着実な成功への近道です。
大手企業であってもオペレーションを一気にレベルアップできません。
地道ながら自身でやってみることが肝要です。

その3【モチベーション】
私がもっとも重要視しているセグメントです。
たくさんのタスクをこなす毎日、どうしても公私ともにリズムが乱れることがあります。
ご経験ありませんか?
むしろ、乱れない方がおかしいと考えています。
なぜなら、我々、人間は乱れることで、辛いことや飽きや自惚れを乗り越えてゆくからです。
乱れたときに、優先されるのは、メインのお仕事、待ったなしのタスクです。
どうしても、実践しないと目に見えてお客様に会社に迷惑をかけることから優先してこなしてしまいます。
この際、いってみれば、新しい、トライアルのタスクであるマーケティングは後回しになる傾向があります。
(そして、「広告」に逃げるのですが、この問題は非常に重要ですので、またの機会に)

でも、これで良いのです。
また、心を落ち着けて、マーケティングを実践することの意義、継続することの大事さ、本質的なプライオリティの高さをしっかり再認識する。
オペレーションが疎かになっていないか検証する、さらに効率化できないか再考してみる。
そして、また歩んで行く。
これが、継続と成功のコツです。

一朝一夕にはゆかないマーケティング。
大手企業に比して、一人ひとりの負荷、工数が大きく重い現実。
しかし、苦労した分、大きな成果と成長を得られることは古今東西、疑いようのない事実です。

ご一緒に踏ん張って、頑張って、成長してまいりましょう。

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【参 考】
オリジナルコンテンツ
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【 弊社のダイジェストムービー 】
インターネット集客方法・売上アップ方法
集客の仕組み・インバウンドマーケティング
https://youtu.be/OAl8J-JIdxA 

地方銀行のDX 苦しむ大手銀行

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
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みずほフィナンシャルグループの失態が止まらない。
これは経営統合における人事的、政治的なマイナス要因に加え、相変わらずのノルマ営業から脱却できず。
これらによりシステム統合・改善のための発想、戦略の妨げになり、人や組織をサポートするべきシステム更新、改善の根本的な要因になっている弊害が大きい。

さらに、大手銀行共有の技術的なネックとして、IBMなどが提供するメインフレームの呪縛から抜け出せない致命的な問題を抱える。 メインフレームは独自のハードウェア、言語を使用しているためシステム更新、金融規制の見直し、新たなサービス導入などすべてにおいて莫大なコストを発生させる金食い虫である。
さらに、外部接続のハードルも高く、潮流であるフィンテック事業者の新しいアプリケーションとの連携、迅速な提供に対しても弊害となっている。

メガバンクががんじがらめに沈んでいる一方で、莫大なコストに耐えきれないがゆえに、“新たな道を目指さざるを得なかった”地方銀行が起死回生の動きをみせはじめた。

預金や融資など顧客取引の基幹系システムの中心、勘定系システムのクラウド化である。

1.北國銀行(石川) 旧:日本ユニシスのバンクビジョン → 新:マイクロソフト アジュール(Microsoft Azure)に移行。
2.みんなの銀行(福岡) アクセンチュアと共同開発でグーグル(Google Cloud) に移行。

クラウド化

これによりコスト軽減だけではなく、新たなサービスの導入、スマホとの連携。アプリケーションの導入と柔軟な更新、改善が可能になった。 このため今までは考えもつかなかった柔軟な企画やサービスが可能になり、ユーザビリティ、アクセシビリティが向上し、さらに注目を集めて営業支援にもなっている。

一方で金融という重要な分野であるので、クラウド系の技術でセキュリティが保てるのかという不安要素は当面、注視する必要はある。
しかし、クラウド化やスマホ完結型のデジタルバンクが、メガバンクをしり目に地方銀行の挑戦から実現されたことの意義は大きい。

なぜなら、DX戦略の本質は、過去のBLOGでも提言の通り、デジタル化という手段の先にある、人と組織がこれまでの「当たり前」という価値観を変え、未来を見据えた顧客起点のサービスを構築することにある。

これを大前提として、これを実現するため、現在のビジネルモデルを見直し、現在の仕事の生産性をあげること。
これが本質であることを忘れてはならない。

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【参 考】
2022年の論点 100 文藝春秋
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【 中小企業の集客ノウハウ動画 】
その5:中小企業のネット集客
~トリプルメディア2つ目「アーンドメディア」飛び道具として活用~
https://youtu.be/nkwbS9Ow5QA

中小企業のDX(成功事例に学ぶ)

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
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コロナ禍において「中小企業白書」によれば、中小企業のデジタル化の優先度は高い。
コロナ以前からSDGsともども注目度の高かったDX(デジタル・トランスフォーメーション)は誰もが知るバスワードだ。
にも拘わらず、的確に定義を説明できるかというとそうでもない。
ここでは、「デジタル技術によって人々の生活や企業のあり方をよりよく変革する」という大構えで進めたい。
DXはまず大企業からはじまり、中小企業にはまだまだ先という空気感があるが、さにあらず。
大手も苦戦している実態がみえてきた。
( 参照:セブン&アイ・ホールディングスの“DX敗戦”
1200億円投資の「DXバブル」ベンダーの受注競争は過熱
https://diamond.jp/articles/-/295251 )
逆にスピード感と柔軟性に利がある中小こそトライ&エラーを繰り返し試行錯誤しやすい。
大げさなことは考えずに身の丈にあった現実的で効果的な施策を実践することが肝要だ。
キーポイントは、風呂敷をひろげず業界ごとの課題解決に特化した「バーティカルSaaS」
幾つかの成功事例に学びたい。

中小企業のDX

1.リクルートが提供する「SALON BOARD」
4名以下の小規模店舗 ヘアサロン向けサービス。
予約、顧客管理、会計、集客施策などの業務を一気通貫で効率化するサービス。
現場サロンの生の声に耳を傾け改善、改良。
店員さんがやるべき仕事、そうでない仕事を切り分け、人とデジタルで分業すること。

2.バニッシュ・スタンダードが提供する「STAFF START」
アパレルなどオムニチャネル(実店舗 X EC/オンライン)で店員・スタッフと顧客とつなぐサービス。
売上=販売・購買のキャッシュポイントだけで評価するのではなく実店舗での説明、提案とECサイト内詳細ページ、SNSなどがどう貢献したのかを可視化する。
投稿作業の効率化と評価という動機付けを結びつけEX(従業員体験)を向上。

3.ライオンが提供する「ご近所シェフトモ」
夕飯づくりに悩む人と近所の飲食店をつなぐテイクアウトサービス。
独自サイトやアプリに拘らず、プラットフォームをLINEにして構築コストを軽減しアプリ利用者の獲得を同時に成功。
LINE内で予約から支払いを完結させている。

3つの事例からみえてくることは、現場の課題を理解し、働く人への敬意・愛情を大事にしている。
方法論やシステムの出来に拘らず、人間本位でいまあるソリューションを活かして、シンプルに実践してみること。

中小企業のアドバンテージを活かそう。

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【参 考】
2022年の論点 100 文藝春秋
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【 中小企業の集客ノウハウ動画 】
その4:中小企業のネット集客
~主役は「オウンドメディア」HP(ホームページ)くんが勝負を決める~
https://youtu.be/cYPsupqTyyg

追従型Web広告の行方 ( クッキー規制への対応 )

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
めざせ、皆さまの模範。
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いま、WEB広告業界、ひいてはデジタルマーケティングに大きな変動期がきています。
欧州の個人情報保護の規制強化に端を発し、追従型の広告自体が「悪(?)」のような間違った風潮も感じています。

これは甚だしい勉強不足、錯誤です。
私はWEB広告のサポートもお請けしているから申し上げるのではありません。
「個人情報保護士」「企業情報管理士」としての知見から危惧するものです。
正しい実状の把握と今後の展望について復習と私見を共有します。

まず、論じられる対象は、WEB広告のうち、検索型広告であり、リスティングではない方。
総称、ディスプレイ広告について。

Advertising

復習します。

Webサイトやアプリの広告枠に表示される画像や動画、テキスト広告のことです。
画像や動画で視覚的にアプローチでき、ユーザーの視認性は高く、興味を惹きやすい。
広告枠をもつ媒体と直接契約するケース(バナー・純広告)も現存しますが、多くは以下特徴をもつ広告をさしています。

・年齢や性別、地域、過去のWebサイト閲覧履歴などでターゲティングを行うことが可能。
・自社のサービスや商品を知らない潜在層へのリーチに適している。
・一方で能動型(検索)ではなく受動型なので離脱率は検索より高い。
・トリガーとして機能するので次にモチベーションアップにつながる使い方必要。

1.アドネットワーク型広告:
・多数のサイトを集めて形成された広告ネットワーク。
ネットワークに登録されたサイトから親和性の高い配信先を選んで広告配信可能。
・関心の高いユーザー層をセグメント(地域、性別、年齢層など)指定も可能。
・ただし、配信先もセグメントも説明ほど正確ではなく、大雑把、どんぶりが実情。
それを理解しての使いこなしが必要です。
主なサービスはこの2つ。
・Google ディスプレイ ネットワーク(GDN)
・Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)

2.DSP(Demand-Side Platform):
・広告ネットワークの一種。同時に複数のサイトに広告配信可能。
・小規模であっても親和性の高い配信場所は貴重であり予期せぬリーチも生まれる。
・サイトユーザーの行動履歴をみて関連度の低いサイトに広告表示回避とあるが、1番同様、大雑把。

3.リターゲティング(リマーケティング)広告:
(広告媒体で呼び名が異なる。Yahoo!「リターゲティング」、 Google「リマーケティング」)
過去に自社・関連Webサイトを訪問したユーザーに対して表示させる広告です。
・より自社の商品やサービスに興味・関心のあるユーザーに絞ってアプローチし、CV(購入や会員登録)率高い。
・顕在層や顧客層に適する一方、ユーザーにしつこいと思われるリスクと法制強化で実施に難がでてきた(本コラムの主題)。
・アドネットワーク同様、この訪問歴データ(ユーザーボックス)を媒体側に任すと大雑把なので自社で取集が望ましくノウハウが必要。

4.スマート ディスプレイ キャンペーンの作成と管理:
・最近、Googleが推奨している広告形態。ターゲット設定や入札単価設定、広告の作成、またそれらの最適化を自動で行います。
・AI(機械学習機能)を使って、新しい顧客や既存の顧客を自動的に見つけ出し、適切な入札単価を設定し、ウェブやアプリ上のあらゆる画面や広告スペースに適応する魅力的な広告を作成します。
・スマート ディスプレイ キャンペーンを採用すると、他のディスプレイ キャンペーンと比較して、同じコンバージョン単価(CPA)でコンバージョン数が平均 20% 増加しています。
と、Googleは公言しているが、CPAに重きを置きすぎて、予算管理が暴走している咎があると実感しています。利用のノウハウを研究する余地あり。

本題です。

クッキーによって、サイトの閲覧情報が「セッションID」として付与され、個人情報の特定に至らずとも欧州で問題視されてきました。
(技術的な解説は検索すればぼこぼこ出てくるのでそちらに譲ります)

それは、技術的な問題よりも、消費者(訪問者)が自身の閲覧情報をデータとして勝手に取得されたり、誰にどう使われているのかが分からないところに本質があります。

勝手に取得する連中をサード・パーティー・クッキーといい、欧州では企業が同意なくクッキーを付与することを禁止しました。
いわゆる「GDPR(一般データ保護規制)」である。
これにより、初回アクセス時にクッキー利用許諾・同意の手順が増えてきました。

既に、Safari(AppleのWebブラウザー)や、Firefox(同、モジラ)では、サード・パーティー・クッキーをシャットアウトしています。
最もシェアが高く影響の大きい、Chrome(同、Google)も、2020年1月に2年以内にシャットアウトを発表しました。
そして、21年1月25日、同社は、脱クッキーの代替技術「FLoC(フェデレーテッド・ラーニング・オブ・コホート)」の実用性を解説しました。
( GoogleBLOG原文:
https://blog.google/products/ads-commerce/2021-01-privacy-sandbox/ )

これは、AIの機械学習によりIDをふるターゲットの対象を、これまでのブラウザ訪問者個々人に特定せず、同じ動向をしている「コホート」と呼ぶ数千人単位のグループにふる手法。
理屈上は個人特定をせずほぼ差異のない広告配信を実現でき、3月より検証を開始しています。

GoogleFLoC

苦しくなるのは、サード・パーティー・クッキーの恩恵、甘い汁を吸ってきた広告会社である。
今後の方向性としては、3つあります。

方向性1:Googleが開発を進める代替技術の利活用(しかし、制約の範疇でのサービス提供なので広告会社の出番、利益率は下がると想定される)

方向性2:広告に活用する識別子の独自開発(しかし、開発費が莫大である)

方向性3:クッキーに依存しない広告商品の開発(しかし、未知であり市場に受け入れられるか疑問)

尚、当面、自社・関連サイトに訪問した個人のWebブラウザに対しても、従属型の広告配信のパーミッションをとっていれば、これまで同様、リマーケティング型の広告配信は可能です。
これは、追従自体が悪で危ないものと勘違いしている人には正しく再認識して欲しいポイントです。

ユーザーにとって、そもそも興味のある情報なので、“正しく”クッキーの特性を理解していればむしろWin-Winの関係になることを啓蒙することが肝要だと強く考えています。

この独自のユーザーボックス(訪問者データ構築)と、Googleの代替技術にのってターゲティングしてゆくことが、弊社の方向性です。

皆さま、配信側(広告、Web関連会社)、利用側(広告主企業)の立場いずれにいても、自社の方向性をしっかり定めるべき時期にきています。

思っているより時間の猶予はありません。

(Appleとソーシャルメディア・アプリケーション企業を代表するFacebook の脱クッキーにおける新しい戦争については、またの機会にお伝えします)

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【参考】
「日経XTREND 2021年4月号 セレンディピティーはどうつくる?」
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【中小企業の経営者が今すぐ始めるべき「集客の仕組みづくり」|株式会社レゾンデートル 】
https://youtu.be/X0D-lijQVJs 

Pinterest の価値再考(ウィズコロナのマーケティング)

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
めざせ、皆さまの模範。
めざせ、有益な情報の無料ご提供。
「結果」より「行動」でまいります。 

Pinterest(ピンタレスト)というと、日本ではあまり知られていないか、画像アプリ、メディアとして後発のInstagram(インスタグラム)に抜かれた存在として認知している人が多いのではないだろうか?

実は明確な違いがあるのですが、利用者が少ないとマーケティングでは機能せず、私自身、離れて久しいのです。
が、ここに来てその価値が再評価されてきました。

実際、アメリカを中心に世界では順調に成長し、2019年上場、MOU(月間利用者数)は4億人を突破。日本でも、クリティティブ層を中心に530万人と生きています。

コロナ禍の今、さらに脚光を浴び、見直されています。
弊社もお客様によってはお勧めする好機だと考え、ギアをきるつもりです。

キーワードは、「セレンディピティ」と「キュレーション」。

解説してまいります。

1.セレンディピティの欠如はまずい!
セレンディピティ(Serendipity)は、「予測していなかった偶然によってもたらされた幸運」あるいは「幸運な偶然を手に入れる力」を意味します。
特に科学の世界において、大きな発見が偶然からもたらされることが多いため、科学者がよく用いる表現です。
語源は、18世紀のイギリスの小説家・ホレース・ウォルポールが、『セレンディップの3人の王子たち(The Three Princes of Serendip)』というおとぎ話を読んで生み出した造語です。
私自身は、Amazon(アマゾン)が隆盛してきた時期にリアルの書店の長所として強く理解しました。
すなわち、買いたい本、目的が明確であれば、オンラインECでは早く探してとっとと入手できる。
一方、リアルでは店員のお勧めポップや書棚のレイアウトによって当初の目的から外れた予定外の出会いがあり、思わず買った本が後に転機となるようなことが少なくない。

今、問題になっているのは、この「セレンディピティ」がもたらしてきた効果を得られないことの大きさである。

1)企業において、談話室や喫煙室、飲み会などでの何気ない会話やブレストにおいて、アイデアやヒントが創出、共有され。新しい企画ができてくる。目的ありきのリモートでは、終わればはいサヨナラで効率は高いが、幅がでない。

2)大学の授業はリモートでも可能だろう。受験勉強などは逆に効率的で好ましいほどである。
が、学びは、何気ないキャンパスでの集いや会話。サークル、ゼミ活動、バイトなどで得るものの方がむしろ大きい。これができない現在の学びは可哀そうだ。

セレンディピティ

2.今こそ新たなキュレーションが大事
キュレーション(Curation)は、情報を選んで集めて整理することです。収集した情報を特定のテーマに沿って編集し、新たな意味や価値を付与する作業、再編集を意味します。
美術館や博物館で企画展を組む専門職のキュレーター(Curator)に由来します。
転じてデジタルマーケティングでは膨大な情報から自身がよいと思ったものを承認、共有、拡散したり、再編集して再発信することでさらに有益な情報として広まっています。
知識を広く共有し深めることでは非常に有効です。
しかし、ソーシャルメディアに没頭し検索に頼りすぎると目的達成、問題解決や効率化のみを求め、思考・興味の偏りや関係の限定化、狭窄化が指摘されています。これをリアルなセレンディピティが補完し、よいバランスがとられていました。

お気づきの通り、コロナ禍のリモート、オンラインでは偏りだけが進む一方という弊害が目立っています。
同じ、キュレーションを活性化するにしても、偏りに陥らず、セレンディピティも興る媒体を求める傾向がどんどん強まっています。

Curation

コロナ禍が顕在化させた、この2つのキーワードが、Pinterest を私に思い起こさせています。

その理由を、改めてInstagramとの比較からみてみましょう。
ここでは、年齢層や性別比などの重要な比較は割愛します。
それよりも本質的な違いに焦点したく。

Pinterest は、自身が投稿しなくとも、気に入った他人の投稿を自身のページにピン留めするだけで自身の収集コンテンツとしてストックされてゆく機能が他にない最大の特徴です。

イメージとしては、はてなブックマークのソーシャルブックマークに近い(体感していない方、すいません)。

私のPinterest 画面です(私のセンス伝わりますか?)。

PinterestPC画面

Instagram は「インスタ映え」で示す通り、自発型、発信型で顕示欲を満足させる媒体である。私凄いでしょ! 及び、そのファンであるフォロワーもこの人素敵と満足を満たせる。
好きな世界を発信し、好きな世界を受信する。意志が大きく働いているので、満足感は強く、結びつきは強い。
であるが故に、互いの意志の範囲内だけに終始する狭い世界である。

Pinterest は、審美眼、収集能力を誇示するが、その能力を外部に示したいのではなく、あくまで自身のアイデア出し、クリエイティブを補完するために好きな他人の力を借りる。
ストックされた情報がさらに、近しい価値や情報に結びつけてくれて、意識しない新たな結びつきに広がってゆく。
ドンピシャではないかもしれない。しかし、予期せぬ新しい出会いやイメージに出会え、新しい世界への門戸は開かれている。

いってみれば、同じ画像系ソーシャルメディアだが方向性は真逆である。
Instagram の否定ではないが、このコロナ禍で閉塞感、新たなつながりが遮断されてゆく今、望ましい媒体はどちらか。

ちなみに、Instagramと連携してECサイトに導き購買に結びつける導線は成功している。特に、女性の場合顕著だ。
しかし、Pinterestのそれは、Instagramを凌駕する。
前述のリアル書店でおこるセレンディピティを思い出して欲しい。

衝動買いとまで言わないが、狭い世界では飽きがくる。
一報、予期せぬ出会いや新しい気づき、ヒントはわくわく感やドキドキを創出し続ける。
瞬間風速や流行りは、Instagramだろう。しかし、良い商品やサービスが長く成果を出せるのはどちらか?
市場や多くのマーケッターが気づき始めています。

最後に。 流行りや上辺のスタイルに大きな影響をうける我ら日本人。
私をふくめ、日本人がPinterest を使いこなせずに10年が過ぎた間も、自身の価値、意志を強くもち、クリエイティブ、独自性を尊ぶアメリカではしっかり成長してきた事実は別次元の大きな反省すべき材料だと考える。

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【参考】
「日経XTREND 2021年4月号 セレンディピティーはどうつくる?」
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【中小企業の経営者が今すぐ始めるべき「集客の仕組みづくり」|株式会社レゾンデートル 】
https://youtu.be/X0D-lijQVJs 

アフターコロナの中小企業のマーケティング

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
めざせ、皆さまの模範。
めざせ、有益な情報の無料ご提供。
「結果」より「行動」でまいります。 

コロナ禍もいつかは、終わります。
自分で「アフターコロナ」と標題に書きながら、「ウィズコロナ」とともに、殊更に大げさに言うことは好きではありません。

アフターコロナ

常に変化や不測の事態に備え、経営、ビジネスにまい進すべきですよね?
そういう自分も実際は翻弄されており、自戒を込めてお話します。
コロナと言わず、昨今のマーケティング事情を整理してみます。

デジタルマーケティングが隆盛し市場規模は2019年にテレビを追い越しました。
このため、若い世代を中心に、テレビをはじめ四大メディアはオワコン(終わったコンテンツ)だと言われています。

しかし、ターゲティング・修正・解析が得意でピアツーピアでのリーチに長けるデジタルマーケティングと、瞬時・大量に可能性客にリーチできるテレビをはじめとした、四大メディアは、役割が違います。

デジタルマーケティングが与える新しい恩恵は大きいですが、かたや、過去メディアの利点も今後、活用すべきである。
双方の利点を活かしたメディアミックスが肝要だと考えます。

ただし、中小企業にとって避けて通れない、現実的な予算を考えますと、相対的に廉価なデジタルマーケティングを利用する機会が増加してゆくと考えます。

そこで、デジタルマーケティングでは気をつけなければいけないことが幾つかあります。

・ターゲット年齢層:私は、現在56歳です。50-60歳代もかなりWEBに関わって生きています。
しかし、相対的にまだ、WEBへの関りが低いシニア層が現存していることは事実として重要です。
楽天やアマゾンを使ったことがある人・・・全成人人口の4割程度です。

・断言します:Z世代、デジタルネイティブのいうことを信じてはいけません。
これは全否定ではないのですが、経験不足と小さな、デジタルの世界だけでの成功体験が彼らを冗長しているのです。
さらなる成長を期し、真のマーケッターになることを応援したいです。

・ビッグデータへの過大評価:それらは、その個々人のいち場面、いち気分での動向に過ぎません。これをもってその個人を知った気になったり、ましていわんや、その世代、ターゲットを解かった気になってはいけません。
もちろん、過去に比して動向が可視化されたことをよしとしながら、顧客心理を想像する一助と考えましょう。

コロナ禍云々に拘らず、もっともやってはいけないこと。
それは、「値引き」です。
多くは、コロンのせいにかこつけて、安易に気楽に値引きに逃げているように見受けます。
最終手段として値引きはありますが決して得策ではなく、逃げてはいけない、コロナを言い訳にしてはいけないと考えます。

さて、リモートでの業務が増え、会合・集会もオンラインが当たり前になってきました。
Zoom という名前を知らなかった方々も、今は日常で使っています。
厳密には、使わざるを得ない。
この傾向はコロナ禍が収まっても続くと考えています。
なぜなら、無駄・無理が軽減されることが証明されたからです。

では、顧客接点やファンつくりをオンラインに任せることができるか?
私見ですが反対です。
なぜなら、私たちは昭和、平成を生きた人間であり、手法としてのオンラインは受け入れても、心や精神は簡単には追いつかないと考えています。

リモートの利点を享受しながらも、安易にオンラインで全てできるとは考えず、やはり、生のアナログの接点を守ってゆくべきではないでしょうか?
コロナに拘らず、もっとも大事なことは顧客の深層心理、求めるモノ、コトは何かであり、その変化に応じて、アナログかオンラインかアプローチを使い分けてゆくべくだと、切に思います。

最終的には2点提言します。

1.コロナ禍云々ではなく、本質、真の変化、顧客心理と求める価値を見極める。
コロナはある変化の速度を速めたが、真理ではない。

2.ライバルとの相対評価における、差別化ではなく、顧客の求めるものを実現する独自化を心がける。

中小企業のマーケティング

コロナ禍に柔軟に対応しながら、それだけをみず、本質、真理、変化を注視してマーケティングをしてまいりましょう。

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【参考】
・アフターコロナのマーケティング戦略 最重要ポイント40/ダイヤモンド社
・日経XTREND 2/3月号

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【中小企業の経営者が今すぐ始めるべき「集客の仕組みづくり」|株式会社レゾンデートル 】
https://youtu.be/X0D-lijQVJs 

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