コンテンツSEO

中小企業がマーケティングで成功するには

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
めざせ、皆さまの模範。
めざせ、有益な情報の無料ご提供。
「結果」より「行動」でまいります。 

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中小企業(に限らずですが・・・)がマーケティングで成功することはなかなか難しい。
今まで諦めたり、とん挫したり、苦労し続けている方は多いことでしょう。

そこで、皆さんのサポートをする立場から「コツ」をお伝えさせて頂きます。
これは、そのままコンサルタントとの上手なおつきあいの仕方、そして・・・弊社のPRにも少しなっていますが悪しからずです。

マーケティングには様々な側面とやるべきことがたくさんあります。
大手の場合は、問題を鮮明にしそこの改善を実施したうえで全般をくまなく網羅し実践します。
そしてPDCAの繰り返しでスパイラル化・・・。
大層な言葉で煙に巻いているようですいません。
しかし、本当です。
昨今は予算が厳しい、選択と集中とはいうものの以前が予算潤沢で贅沢すぎただけでマーケティングの王道を走っていることに変わりはありません。

またそうでないと通じません。
どの大手企業も自社のひろい市場に対して戦いを挑むいじょう、広告、ブランディグ、マーケティングに予算投下しないとビジネスに勝てません。

中小企業のマーケティングは全く違います。
質の上下やレベルの高低ではありません。重要視することが違います。
また、成功するコツ、ノウハウも違います。
しかし、「本質」は同じです。ご説明します。

大手、王道のマーケティングをご説明することは割愛します。
その辺の本屋で売っている本を通読したり、高価なセミナーに参加すれば答えはでています。

私たち、中手企業も本質は同じです。
しかし、現実をみすえた、継続できる体制を整えないと成功できません。
厳しい言い方ですが、「人手不足(人材不足ではありません。多忙すぎるのです)」「資金不足」は慢性的です。
一人ひとりが多少の無理をおしてでも何役もこなさないと、会社も仕事もまわりません。
一人の人材でメインのお仕事、学びとともに、新たにマーケティング活動をせねばならず、“普通”に“すべて”やっていては、パンクしてしまいます。

一気にすべてをやろうとせず、今、自社や自分がどういう状態にあるかを知る。
そしての今の状況でもっとも優先すべきことをやる。
これが答えです。

弊社では大きく3つのセグメントに分けて、皆さんとともに「今・現在」にあわせてプライオリティをつけています。

中小企業のマーケティング

その1【アカデミック】
いわゆる「学び」「座学」です。
ロジックや理屈を知ることはとても重要です。
繰り返し基本を学び、そしてレベルの向上にあわせて新しい学びをえて、頭に入れる。
もしくは、しっかりノートをとり、一歩づつ消化し自分のモノにしてゆくことが必要です。

その2【オペレーション】
学んだことは実践せねばなりません。
初めてで戸惑うこともありますが、行動にうつすことでスピードはともかく身につきます。
「慣れる」ことが着実な成功への近道です。
大手企業であってもオペレーションを一気にレベルアップできません。
地道ながら自身でやってみることが肝要です。

その3【モチベーション】
私がもっとも重要視しているセグメントです。
たくさんのタスクをこなす毎日、どうしても公私ともにリズムが乱れることがあります。
ご経験ありませんか?
むしろ、乱れない方がおかしいと考えています。
なぜなら、我々、人間は乱れることで、辛いことや飽きや自惚れを乗り越えてゆくからです。
乱れたときに、優先されるのは、メインのお仕事、待ったなしのタスクです。
どうしても、実践しないと目に見えてお客様に会社に迷惑をかけることから優先してこなしてしまいます。
この際、いってみれば、新しい、トライアルのタスクであるマーケティングは後回しになる傾向があります。
(そして、「広告」に逃げるのですが、この問題は非常に重要ですので、またの機会に)

でも、これで良いのです。
また、心を落ち着けて、マーケティングを実践することの意義、継続することの大事さ、本質的なプライオリティの高さをしっかり再認識する。
オペレーションが疎かになっていないか検証する、さらに効率化できないか再考してみる。
そして、また歩んで行く。
これが、継続と成功のコツです。

一朝一夕にはゆかないマーケティング。
大手企業に比して、一人ひとりの負荷、工数が大きく重い現実。
しかし、苦労した分、大きな成果と成長を得られることは古今東西、疑いようのない事実です。

ご一緒に踏ん張って、頑張って、成長してまいりましょう。

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【参 考】
オリジナルコンテンツ
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【 弊社のダイジェストムービー 】
インターネット集客方法・売上アップ方法
集客の仕組み・インバウンドマーケティング
https://youtu.be/OAl8J-JIdxA 

検索の終焉?「ゼロクリック論争」の展望

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
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  (・・・といいながら、久しぶりの配信 また張りきってまいります)

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2021年は「検索の死」がホットな話題になった。
いわゆる「ゼロクリック論争」である。

ゼロクリックサーチ

私的な結論から述べると、まだまだその結論を出すには尚早で。
当面、検索の重要性、ソリューションとしての優位は動かないと考える。

しかし、120パーセント揺るぎない検索=Googleの牙城に小さいながらもメスが入ったことは重大であり認識しておくべき事実である。
事の発端は、“2020年のGoogleでの検索回数のうち、約三分の二では表示結果を何一つクリックされることがない”という調査結果。

このジレンマはEC(通販)の世界でも同じである。
これまでECサイトで特に初期に集客するにはネットポータルに参画することが王道だった。
ところが、巨大化したポータルの中で探してもらう、検索結果上位に出るという次なる戦いが熾烈になっている。「サーチコスト」が増大しているわけだ。
単にポータルに参加するだけでは集客も売上向上もかなわず、極論からいうとネットポータルに参加する意義は低下する一方である。
この受け皿として急浮上してきた手法が自社ECサイト構築を廉価に高効率で支援するショッピファイ(カナダ)やベイス(日本)の独自ネットショップ開設である。
テレビCMでの攻勢はこの盛り上がりを如実に示している。

さて、冒頭、当面、検索の優位は変わらないと述べたが、一方で急進的な動きをしている国がある。
中国である。

ファーウェイは「ゼロサーチ」を公言し導入している。
これは、人間が情報を探すのではなく、逆に、情報がそれを求める人間を探す技術である。
近しい例では、TikTok(ティックトック)がある。
利用者が見る動画を選ぶのではなく、AIが利用者の好みを読み取り、お勧めコンテンツを配信する。
体験、体感している人は解かると思うが、その精度は高い。
既に平均視聴時間はYoutubeを上回っている。

TikTok

ECでは拼多多(ピンドウドウ)。
購買者は検索に頼らない。友人の口コミか、AIのお勧めに導かれて商品を購入している。
中国が先頭を走るのには理由があり。
個人情報に触れるデータを扱うことに欧米、日本では法律、制約がある。が、中国では自由に取り扱える。
一部のECでは、常連客にて定価で販売し、新規顧客には動機付けのため廉価で販売するという不平等売買が横行しているという。
流石の中国当局も2022年には規制を強化するとみられている。

ともあれ、情報過多、飽和の中で溺れそうなネット世界において。
検索だけでは検索者の正解が遠かったり、提供者のサーチコストが高くなっている。
この事実は中国、日本、欧米ともに変わりなく。方向性として「ゼロサーチ」に進まざるを得ないだろう。
しかし、不平等、情報操作などの問題を抑止、防止して健全な検索社会からゼロサーチ社会への緩やかな移行が望まれる。

この時、王者、Google がどうでてくるのか。
個人的には大いに期待している。

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【参 考】
2022年の論点 100 文藝春秋
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【 中小企業の集客ノウハウ動画 】
その1:中小企業のネット集客~なぜ売り込んじゃいけないの?~
https://youtu.be/pBlshSFYY3o 

実は混同している人が多い!(共起語とSEOの関係)

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。

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「共起語」をご存知でしょうか?
もしくはきちんと説明できますか?

共起語とは、主軸となるキーワード「A」に対して、関連性が強く一緒に用いられる頻度が高い単語「B」 のことです。キーワード「A」の周囲によく現れる単語とも言えます。
「B」にあたる単語は1つではなく、複数存在します。

たとえば、「たらこスパゲティ」というキーワードなら、「レシピ」「簡単」「作り方」が同じ文章の中に出てくる可能性が高い単語として位置づけられます。
これが共起語です。

共起語マトリックス

共起語と混同されがちな言葉に「関連語」があります。「サジェストキーワード」ともいわれ、キーワード「A」とセットで検索されることの多いキーワード群「B」のことです。検索エンジンにキーワードを入力すると、検索窓の下に入力候補が出てきます。

たとえば、「ワイン」と入力すると、「つまみ」「カクテル」「カロリー」などと表示されます。
結果として共起語と同じ場合もありますが、文章として必ずしもそこにあるべき言葉ではなく、検索者の要望、状況によってことなるためバラツキがあります。

「類義語」や「同意語」も関連語に含まれます。
これは日本語の文章として同じ言葉を重複して使わないという作法から同じか近い意味ですが、表現が違う言葉です。
SEO的には文章と中に同じ言葉を使いたいが、キーワードとして頻出率が高すぎることを回避するために使ったりします。

これらの違いは非常に重要です。

共起語は、Googleが特定のWebコンテンツの専門性や情報網羅性を判断する際の1つの要素になっているとされています。
共起語を適切に使用することでコンテンツを検索結果で上位表示させることに役立ちます。 これを裏づけるように、評価されるべきコンテンツの品質、独自性をはかる、Googleの品質ガイドラインには、「E-A-T」という言葉があります。
「E-A-T」を満たすコンテンツがGoogleの考える高品質なコンテンツであり、コンテンツの「オリジナル性」を説明する上では欠かせない項目となっています。
「E-A-T」は、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字を取ったものです。
共起語を適切に使った文章はこの E-A-T を満たす文章に近づいてゆくことです。

分野として評価の高いものとして「YMYL(”Your Money or Your Life”の略語)」という言葉もあります。
「人々の幸福、健康、経済的安定、安全に影響を与える可能性のあるページ」のことで、有益なコンテンツとして品質評価ガイドラインで推奨されています。
この分野でも共起語を適切に使った文章は解りやすく、問題の解決に役にたつ文章に近づいてゆきます。

では、共起語を中心に文章を組み立てれば・・・と考えてしまいますが、それは間違いです。
独自性を保つ意味合いもありますが、本質的に「文章」としてまず自身が伝えたいこと、表現したいことの全文を表し、よりE-A-Tを充実させ、かつ、SEO的に評価されることを狙ってチューニングすることが肝要です。

文章、コンテンツありきで、あくまでも共起語をこれを補足、強化するための存在と心得て活用すべきだと考えています。

最後に無料で利用できる共起語ツール一覧を幾つかご紹介します。
・共起語検索
・Findword
・共起語調査ツール
・共起語チェック「パスカル」
・ミエルカ共起語ツール
・LSI調査
などを散見します。

文章を書く際ではなく、見直し、推敲の際に参照にするような使い方をお勧めします。

なぜやるBLOG?なぜ書くメルマガ? 答えられますか?

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。

めざせ、皆さまの模範。
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今回は、アホは無責任というお話です。
・・・ちょっと過激でした。
食わず嫌いはよくなく、しんどそうなこと、面倒なことも一度はやってみましょう。
やるべき理由、価値を知りましょうという提言です。

BLOG(ブログ)やメルマガ(メールマガジン)は意味がない、そんなものは読まないし迷惑なだけだ、という人に、ブロガーやメルマガの発行者はいません。
一度も書いたことがないし、本当に読んだこともないという呆れた人もいます。

ビジネスにおいてもプライベートにおいても、生活に浸透してきていて、手軽で多くは無料で提供されています。
なぜ頑なに拒否するのでしょうか?
どうぞ、一度接してみてください。

BLOG&メルマガを書く意味

かくいう私も、BLOGやメルマガが万能とは全く思っていません。
短所も、いわれなくてもよく判っています。
結構な労力が必要ですし、広告のように即効性があるわけではありません。

でも推奨する理由は幾つかあります。

BLOG、メルマガを書く意味の第一は自分の中にインプットした、集積された、知識・情報を、苦労して、自身の体内でろ過し、フィルターをかけた後に残ったモノをアウトプットします。
そうすることで、ようやく自身の血肉として、自分の知恵・教養とすることができます。

しかも、近い価値観の読者の方に共感と学びをお伝えすることができます。
インターネット時代以前は簡単にはできなかった社会的な生き方です。

ビジネスとしては、副次的な効果が大きいです。
「セルフブランディング」「SEO・被検索効果」がボディブローのようにじわじわとプラスに効いてきます。

自分・自社を営業をしなくとも知ってもらえます。
自分・自社の知見のレベルを知ってもらえます。ビジネスならプロの見識をお伝えできます。
多少、キーワードを意識すれば自社のHP(ホームページ)への来訪者を増やすことができます(この理由はコンテンツSEOとしてまたの機会に詳しくお伝えします)。

私の立場でも、可能な限り、自社のそしてお客様のビジネスにおけるマーケティングに活かしたいと考えています。
なぜ、我々、プロのライターではないビジネスマンが情報を発信するのでしょうか?
何のために書くのでしょうか?
それは明確でして、発信者の「利益」のためです。

私の考える「利益」につながるBLOG・メルマガを書き方です。

それは、「タイトル」「件名」にこり、考えます。
そして「書き出し」をトレーニングによって研ぎ澄ますことです。
万民にうけることはありません。
プロのベストセラーでも全国民が読んでいるわけではありません。
価値観の近い方、同じ方向を向いている方々に気づいてもらえることをめざします。

文章全体はその時点での自分の個性、力量をもって人格がみえる文章であればよいと考えています。

まずは、「おっ」「ン?」と興味をもってもらい、足を止めてもらうようにしたいものです。

巷では、「BLOGの書き方」「メルマガの書き方」や「Web文章講座」なる書籍が目白押しです。
またこれが売れていることが私には泣けてきます。

かりにも、「文章」である、BLOG・メルマガを1冊の読書によって安々と書けるのであれば、誰も苦労はしません。
本の指導の通り、懸命に書いたとしても、書いた人の人格・顔は見えず、没個性の同じような文章になります。
その本の読者が皆同じような文章、どこかで見たような文章になってしまいます。
私なら嫌です。

多少整っていても、どこかで読んだ顔のぼやけた文章より、多少荒削り、バランスが悪くとも、人格、個性、味が出ている文章が私は好きです。
そこには、力、魂、想いがほとばしっていると感じるのです(ちょっと大げさでしょうか・・・)。

文章は、書き手のそれまでのビジネスに限らない全ての文章の書いた量、書物を読んだ量、に支えられて醸成されるものだと考えています。

書いたこともないのに否定ばかりする人や安々と商業ベースの情報(本)にのってしまう安易な人に迎合することはありません。

変な本などに溺れず、騙されず、自分のいいなと思う、WEB、BLOG、メルマガのいいところをマネさせてもらい自分のものにしていきます。
いい情報は、無理せず、シェアし出元を明らかにして転載させて頂きます(これをキュレーションといいます)。
もちろんHOW TO本以外の数多の本を読むことは形をかえて文章に影響を与えてくれると考えます。

まずは自分が言いたいことや日頃考えていることを自分なりに書いてみる。
新しく知ったモノやコトで人にもお伝えしたいと思うことを自分の言葉で再発信したり、そのままシェア(拡散)して共有してあげる。

ここから始めてみては如何でしょうか。

え~、以上、自分を鼓舞するために一生懸命書いています・・・。

いいHPって何でしょうか?(情報アーキテキチャ設計)

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。

めざせ、皆さまの模範。
めざせ、有益な情報の無料ご提供。
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さて、原理、原則の話が大好き、といいますか落ち着きます。

すいません、昭和生まれ、思考は明治の堅物、時代遅れで・・・。

原理、原則が大事だというのは、大仰に難しい話をして煙にまいたり、えらそうにしたいがために言っているわけではありません。

例えば、頭の柔らかい、特に女性は。
英語の習熟の際、唄聴いて歌唄っていれば、英会話集を耳から聴きながら口ずさめば、結構なレベルまで習熟でき、その後、短期留学したらかなり上達されます。

でも、我々、オッチャンは。
「総解英文法」みたいなかたい本が判りやすく、何回も愚直に繰り返すことが、身につき、結局、“早い”のです。
センスがないので、しんどいことをきちんとやるのが、結局、遠いようで近道なのです。

そのような価値観からおかたいHP(ホームページ)のお話をします。

よいHPつくりとは

常々、「かっこいいサイト」や「すごいサイト」と、『役に立つサイト』を履き違えてはいけないと自身を戒めながら、考えています。

ついつい、気合が入ると、お客様とともに自己満足でしかない“すごい”サイトを作ってしまいがちです。が、それはよろしくないと断言させて頂きます。

検索して、選んでみに来てくださる人にとって、どうなのか?
検索するということは、何らかの問題やお悩みを抱えています。
それを解決してあげるか、せめてヒントを提供できたか。
これが最も重要で、ひいては、情報発信者の私たちの利益に繋がっていきます。

では、閲覧者の問題、お悩みを解決するサイトをつくるにはどうすればよいのか?
カスタマージャーニーを想定しましょう、と最近のWEB教則本にて書かれていることが多いですが、おっちゃんには少し柔らかすぎまして。

原理、原則に照らしますと、しっかりと基礎から理解して応用してゆきたい。

そのための理論が、「INFORMATION ARCHTECTURE」=情報アーキテクチャ設計です。

【参照:WikiPediaより抜粋】
情報アーキテクチャ(Information Architecture)は、知識やデータの組織化を意味し、「情報をわかりやすく伝え」「受け手が情報を探しやすくする」ための表現技術である。
ウェブデザインの発展に伴い、従来のグラフィックデザイン(平面デザイン)に加え、編集・ビジュアルコミュニケーション・テクノロジーを融合したデザインが要求されるようになった。
情報アーキテクチャはこれらの要素 技術を組み合わせた、わかりやすさのためのデザインである。
ウェブ技術の発達に伴いその重要性が認識されているが、情報アーキテクチャの考え方自体は、紙 面デザインの頃から変わらない。

情報アーキテクチャという用語は一般にWebサイト設計などのWeb開発で用いられるが、プログラミングおよび技術文書のような分野にもまた用いられる。
情報アーキテクチャという語は、情報管理および情報ツールの利用に関する専門的能力の集合体を表す。これは図書館学と強い関連がある。図書館学を扱う研究教育機関の多くは現在、情報アーキテクチャについての教育を行っている。
一方で、北海道の公立はこだて未来大学で は、ヒトと情報技術(ハード/ソフトウェア)の共存を掲げた情報アーキテクチャ学科を持つ。それを実現するための3つの異なるアプローチとして 「知能システム」「情報システム」「情報デザイン」の3コース制を採り、情報の創造から表現までを総合的に扱っている。 また、東京都の産業技術大学院大学情報アーキテクチャ専攻のように、 「情報の組織化」よりもどちらかというと情報工学寄りの分野を扱う機関もある。

情報アーキテクチャはInformation Architectureの訳語であるが、この訳語としては「情報アーキテクチャ」「インフォメーションアーキテクチャ」など、いくつかの呼び名が乱立し ているが、日本での情報アーキテクチャ業界では、分野としてのInformation Architectureを「情報アーキテクチャ」、設計者としてのInformation Architectを「インフォメーションアーキテクト」と呼ぶことが通例となっている。

私のバイブルである本では、100の必要な要素にわけて整理、列記されている。
この目次だけで、内容がみえる。

◆PART Ⅰ INTRODUCTION
1.What is IA?
2.How to build IA?
◆PART Ⅱ ANALYSIS
1.ユーザー分析
2.コンテンツ分析
3.コンテキスト分析
◆ PART Ⅲ SYNTHESIS
1.ユーザーエクスペリエンスデザイン
2.サイトストラクチャ設計
3.ナビゲーション設計
4.ラベル設計
5.画面設計

実は、殆どは、業界人、経験者、であれば理解していたり、研鑽していたり、経験の中から習熟していることばかり。
つまり、この基礎を漏れがないか精査したり、ともすれば、暴走、弛緩、抜け、などが起こるので定期的にリフレッシュするためのチェック項目表(冊子)として使えばいいのだと考えています。

もちろん、新人、部外者の入門書、指南書にもなります。
但し、自身の「原理、原則が大事」を敢えて否定するようですが、それらは知識であって、机上の空論になってはいけません。 そのまま実施して失敗したり、当てはまらないケース、イレギュラー、想定外のほうが、むしろ多いかもしれません。
しかし、よりどころ、正しい道=本質は、そこにあるので必ずや習熟しておきべきだと考えています。

他人様にお金を頂だいして、仕事をする。
そのご説明・ご提案の基となる知識や教養は、他人様・クライアントより秀でていなければいけません。

「価値」 > 「価格」 が成立しており、そこに存在する意義があるべきです。

加えて、この原理、原則に逆に、囚われず、常に相反するもの、新しいものの動向にアンテナを張り、足し引きをして、独自の基礎・基本理論(=屁理屈と人は云います)を構築し、日々更新してゆかないと、実際の利用には結びついていきません。

他にも、よりどころになる本があります。
旧い本ばかりですが、私は今でも目を通すことが多く、また本質的な意味合いは薄れていないと思います。

【参考図書】 
・INFORMATION ARCHTECTURE 100 長谷川敦士 BNN

・Web情報アーキテクチャ 第2版 オライリー・ジャパン(通称「白クマ」)

・デザインウェブナビゲーション オライリー・ジャパン

・Webプロジェクトマネジメント標準PMBOK

皆さんの原理、原則が何ですか?
そのよりどころとなる本や、言葉は何ですか?

いいHPつくりのためにご一緒に学んでゆきたいですね。

BLOGを書いたらやるべきこと 10倍価値増!

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。

めざせ、皆さまの模範。
めざせ、有益な情報の無料ご提供。
「結果」より「行動」でまいります。

今回は弊社がお客様とご一緒に実践している有益な施策について共有させて頂きます。

昨今、自社のHP(ホームページ)はオウンドメディア(自社で管理、配下にあるオリジナルのサイト、公式サイト)として一層の活用が重要になっています。

自社HPの存在を如何に知られるようにするか、如何に多くの人に訪問していただき、見てもらうか。これは皆さんが考えている以上に注力すべき仕事です。
そのために大きくわけて3つの方法があります。

1)SEO(Google検索対策)によりキーワードで検索された時に検索結果の上位にいるよういすること。
2)SNSを中心とするソーシャルメディアを通じて情報を拡散したり、市場と意見交換をすること(アーンドメディア)。
3)インターネット広告によるPR活動で特に新しい人に知ってもらうこと(ペイドメディア)。

今回はこのうち、SEOについてお話します。

自社のサイトが期待するキーワードで検索結果上位にいるために、SEOの内部施策を更新、強化しますが、ライバルの多いヘビーなキーワードでの戦いは容易ではなく簡単には上位表示されません。

このため、更新頻度を多くしてドメインを強くしたり、主要なキーワード以外で多くのコンテンツを生成し、検索後のランディング(クリックして訪問)をうけるページを増やすことでTOPページだけではなく、少数ながら全ページへ訪問者がきて、トータルでクリック数=PV(ページビュー)数を増やしています。

これを「コンテンツSEO」と呼び、今後、益々重要な取り組みとして対応必須になります。
具体的にはHPでBLOGやコラムなどの情報発信の場所、機能を設けて訪問者にとって問題解決かその一助になるコンテンツを増やしてゆきます。

BLOG

HPからの情報発信で「日記」などのラフな形式でBLOGを運営しているケースをよく見かけますが、漫然と公開していても効果がないことは当たり前で、コンテンツSEOの一環という戦略的に価値、意義がある行動であることを理解し改善をはかるべきです。
(集客・販促の目的ではなく、社風改善や趣味で発信することを否定はしません)

このBLOGをHPドメインの配下、内部において運営するのか外部のBLOG(アメブロやFC2などの無料版)を利用するのか。その違いも正しく理解せねばなりません。

前者・内部は上述の通り、ドメインを強くし内部施策としてSEOを強化する役割があり、後者・外部は、SEOの外部施策として自社HPへ向けてリンクをはりHPの評価を高めたり、掲載の情報を通じて、HPへの訪問数を増やす役割があります。

このコラムの本題です。 内部でBLOG/コラムを運営するときにルーチンとして施すべきSEO内部施策があります。
必ず実施しないといけない、やらないならばその記事コンテンツは評価されない・・・というわけではありません。

しかし、やればよりコンテンツとして評価が高まり、SEOでの結果も上位にあがり、問合せ数向上やCV(コンバージョン)の増加につながるテッパンの作業があります。

知っている人、プロ、識者であればなんということはないものばかりですが、現時点で知らない、実施していない方にとって価値があるので、そのような方は是非お読みください。

お伝えしたいコンテンツにおけるキーワードをしっかりと標題に含めて明示する。
内容でキーワードを使う頻出率を最適化する。例えば、1000文字のコンテンツであればキーワードを使っていい目安回数は“決まっています”。 私たちは経験則からこれを推敲していますが、最適化してくれるツールも存在しており慣れるまではうまく使いこなすことをお勧めします。

上記を踏まえて見やすい構成、文章にすることは当たり前です。
が、アナログ媒体(紙)における良い文章とデジタル媒体(WEB)における文章はルールが違います。
改行、頭のマス空け、段落間の扱いが違うことを理解し、PC(パソコン)やスマホなどモバイル機器でブラウザを通して読みやすい文章にするWEBライティングで表現してください。
Html(WEB表記をする技術・スクリプト言語の一種)がわかる方は、見出しタグ、画像の取り扱い(Altに画像の素性を説明)など基本的な作業を実施してください。

これで終わりではなくここからがノウハウ、ルーチンです。
SEO内部施策の基本作業として、BLOGやコラムの投稿記事、ページ毎に以下の作業を丹念に実施します。

SEO

1.基本タグの設置
SEOの基本タグ(構成するプログラムソースの一種)である、Title(標題に類似)、Description(要約文)、Keywords(Googleの公的なルールでは昨今必要ないとされていますが入れること推奨します)を最適化して設置します。これらの推奨テキストの文字数は“決まっています”。これに準拠し実施します。
Wordpress(サイト構築の無料オープンソースの一種)でHPを構築している場合、プラグインという各種機能でこのタグ設置をガイダンスしてくれるものがあり、うまく使いこなすことをお勧めします。但し、自動でこの作業を実施するプラグインがありますが機微な対応が全くできておらずお勧めしません。

2.サイトマップの更新
サイトマップというとHPのコンテンツでも見かけますが、これは人間向けにブラウザ経由で観える・見れるように、HtmlやPHPという言語で書かれたものです。
ここでは、GoogleやYahoo! のクローラー(検索ロボットと称されるプログラム)が高速で読めるXMLという言語で書きだしたものをさします。
WordpressでHPを構築している場合、SITEMAP.XMLを自動更新するプラグインがあり、うまく使いこなすことをお勧めします。自動更新できない構築の場合、個別にSITEMAP.XMLを生成し更新します。XML生成の無料ツールも存在しておりうまく使いこなすことをお勧めします。

3.Fetch as Google への通知
Google SearchConsole というサイト運営のためのソリューションが無料提供されています。
この中でクローラーにコンテンツの追加・更新を通知し評価を促す機能があります。
これを利用して評価を促進します。

4.SNSへの投稿・シェア
折角追加、更新したHPのコンテンツは、SNSで連携投稿し少しでも多くの皆さまに存在をご案内します(オウンドメディア⇒アーンドメディアの連携)。

どれも慣れれば実施できます。
是非トライしてみてください!

オリジナルコンテンツとは? ~Curation vs Google UpDate~

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。

めざせ、皆さまの模範。
めざせ、有益な情報の無料ご提供。
「結果」より「行動」でまいります。

今回は、Curation(キュレーション) とGoogleアップデートに制限されるオリジナルのコンテンツ生成について私見を共有させて頂きます。

「キュレーション」(Curation)という言葉をご存知でしょうか?
私自身、Facebookページや外部BLOG(FC2ブログを利用)でうたっているように、キュレーションが得意な人、好きな人であるキュレーターを自認しています。

Curation

インターネットの発達で情報が多すぎ、情報洪水に溺れそうな現代社会に我々は生きています。
ともとは美術館や博物館で企画展を組む専門職をキュレーター(Curator)とよびます。アナログの世界であっても膨大な作品を整理して新しい角度で特定のテーマに沿い取捨選択して価値観を問えるように、楽しめるように展示を構成する仕事です。

キュレーターがアナログ世界の膨大な作品を取捨選択して展示を構成するように、更に情報が爆発しているデジタル世界、インターネット上にあふれる情報やコンテンツを独自の価値基準で編集して紹介するサービスもキュレーションとよばれるようになり、今では本来の意味合いよりもIT用語としての意味の方が先行している感があります。

さて、新しいアイデアを発想するにしても、既存のモノやコトの組合せや新しい利用方法を見出して生き返らせます。
全くの新しいアイデアは中々生まれるものではありません。

ネット上のコンテンツにしても、よい情報や記事があれば多くの人に知らせたい、共有したいと思い、そこに自身の意見や賛否をのせて独自の味付けをして再発信する場合が多いと思います。

独自で書いたコンテンツ(記事)といっても後述の通り、その基礎知識はGoogle自身が公言していたり、多くは同じ言葉を使った情報発信は過去になされています。

然るに、Googleが定期的に行うアップデートというアルゴリズムの変更・更新では、これを是とせず、とにかく独自性を高めろと指導しています。

情報を発信しようとしていると、これは中々厳しい要求だなと気づいてきます。
Googleの評価を高める、SEO的に良質なコンテンツを作ることを半ばあきらめて、多くの人に知らせたい、共有したいという尊い想いから書きたいことを書くようになっています。

これを読んだ人にとって、他の場所(サイト、ページ)で似た記事の存在の有無は言いきってしまうと関係なく。
そこで悩みが解決されるか大いなるヒントを得ることができたり、気づき、学習になればよいわけで発信者にとっても人に与えることは幸せだと思いませんか?

ところが、SEO的には評価を得られないことを多く散見しています。
オリジナルではないという評価です。

要は、コピーコンテンツを排除します=コンテンツはゼロから自分で作りなさいということです。

それは、SEOにおいては、SNSのようなソーシャルメディアにおけるShareも言わば独自コンテンツではないので好ましくないことになってしまいます。

よいコンテンツの内容を参照、流用して更によいコンテンツの再発信をすることは、そんなにいけないことでしょうか。
現実的には、多くのBLOGやSNSは、このプチぱくりで成り立っています。
世の中、全く新しいモノ、コトを生むマーケティングでいうところのイノベーターやクリエイティブの世界におけるオリジナルクリエーターばかりではありません。
少し目鼻の効く、ちょっと知ったかぶりが好きな、アーリーアダプターがハブになり、口コミの誘発を支えている。
この否定にならないでしょうか。

アフィリエイトサイトでも、立派にキュレーションをかけ、独自の情報コンテンツとして評価できるものも多くあり、むしろ、そのお陰でECサイト、比較サイトを代表に、正しい情報をユーザーは取捨選択し吟味できています。

問題は、その加減であり、Googleももちろんそのことは理解していて、あまりに酷い横行状態を抑止・抑制するための、お灸なのだろうと理解したいです。
約5%以上、コンテンツの被りがあると評価にネガティブな影響が出ると公言しています。

それでも、もう一度、問いたいです。

皆がみなコンテンツは、自分で作りなさい!・・・これは無理でしょう。

この方向性は、結局のこところ本質的には、キュレーションの否定になるのではないでしょうか。

Googleの動向は、いまやデジタルマーケティングの方向性にはかり知れない大きな影響を与えます。
その手の平の上で、我々は一喜一憂しながら、コンテンツ作りに、SEOに、ネット集客に勤しんでいる様は、さながら過去の一時代において、お上のお顔の色を伺いながら生きる市井人のようなものかもしれません。

私の最終的な考えです。
いい情報は、例え、コピーだろうが、プチぱくりだろうが、皆さんに伝え、教えてもらい、共有していきます。
独自の視点、考えをミックスして、キュレーションし、再発信していきます。

最後に基礎情報の整理をさせて頂きます。
以下、書いていることは過去、どこででも掲載されている内容です。
ここで初めて読むことに、復習できることに、意味がありませんか? ありますよね。

GoogleUpdate

【Googleアップデート】 大きく3つのアルゴリズムのアップデートがあります。

「パンダアップデート」は“コンテンツの質”に対する評価です。
低品質なWebサイトを検索上位から下げるアルゴリズムのパンダアップデートとは、「低品質なコンテンツで構成されたWebサイトの検索結果の順位を下げ、良質なコンテンツで構成されたWebサイトが上位に掲載されるようにする」ことを目的としています。

「ペンギンアップデート」は、主に“リンク操作”を行うWebサイトへの影響が大きく反映されたアップデートです。
ブラックハットSEOを実施しているWebサイトの順位を下げるアルゴリズムのペンギンアップデートとは、Googleの品質ガイドラインに違反したSEO手法「ブラックハットSEO」を用いているWebサイトの評価を下げるアルゴリズムですが、主にリンクの質に関する評価を見直すことで、低品質なリンクを受けているWebサイトの順位を下げることを目的としています。

最後に、一番新しい「ハミングバードアップデート」とは、従来の「辞書を引いている」ような検索方法ではなく、より自然に「人と会話する」ような検索を実現した、検索アルゴリズムです。
例えば、あなたが近所にコンビニがないか探しているとき、現在のGoogleで「コンビニ 近く」と検索したら、検索結果には、あなたの家の最寄りのコンビニの情報、あるいは、そのコンビニの地図までが表示されます。
これは、Googleが単純に「コンビニ 近く」という言葉の辞書的な意味だけについて検索したのではなく、「ユーザーが近くのコンビニを探している」という”検索意図”まで読み取ろうとしているからです。

このように、人と会話しているかのような、全く新しい検索を可能としています。この傾向を体感している人は多いと思います。

【Google General Guidelines(Google検索品質評価ガイドライン)】
https://static.googleusercontent.com/media/guidelines.raterhub.com/ja//searchqualityevaluatorguidelines.pdf 

Googleが言う質の高い記事とは、このガイドラインに沿ったものです。

GoogleE-A-T

このガイドラインでは、E-A-T(専門性、権威性、信頼性)の詳細や高評価・低評価の記事を事例付きで説明しており、この3つをバランスよく織り交ぜていることを推奨しています。
E-A-Tとは各言葉の頭文字をとっています。
・Expertise(専門性があること)
・Authoritativeness(権威性あること)
・TrustWorthiness(信頼性があること)

コンテンツを作るときには念頭においてください。

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