マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
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「結果」より「行動」でまいります。
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2022年 5月現在、新型コロナのまん延防止等重点措置は解除されGWは久しぶりの賑わいにホッとしている人も多い。
仮にこれが小康状態、踊り場も含め、アフターになったとしても。
この3年によって変わった生活様式はもう戻らないだろう。
2021年には、「終わりさえすれば元に戻る」という「リベンジ消費」は淡い夢だろう。
すでに定着した「ニューノーマル消費」に対応するしか生きる道はない。
4月に発信した前半に続き、行動変容した現状と今後についてお話します。
アパレルの変容は大きい。
実店舗からEC、フリマアプリへと広がり、さらにコロナ禍の時短営業で発生したデッドストックを「オンラインアウトレットモールでまとめ買い」へと。
福袋買いを年中実施するような「SMASELL(スマセル)」/ウィファブリック(大阪市)では、30-40才代の女性・子供居る家庭がユニクロ、無印良品から遷移しているようだと話す。
あと2つの傾向として、
1.フリマでの転売を前提に廉価大量買い(古本のせどりを彷彿)
2.SDGsによる後押し(服廃棄処分への抵抗と転売でのブランドイメージ向上)
も大きな変容といえる。
コロナ禍で意外な変容のひとつが自動販売機だ。
宅配同様、自販機が活性化するのはわかる、問題はその商品について。
男性から女性へのプレゼントとして、腕時計、ケーキ、生花が売れているという。アクセサリー、香水、結婚指輪まで広がりをみせている。
自販機で買うこと自体、イベント性がありその行為の動画が映える。ギャップ、楽しさ、適時性などがうけているようだ。
商業施設でもECでもない「第三の買い物体験」も盛り上がりをみせる。
三井不動産関連の移動販売車「MILLE!(ミッケ)」は、テレワークや遠方移住など不定的なライフスタイルの変容にあわせ、食べる商品も多様、出展(販売)場所も多様と柔軟性がうり。
すなわち、たまたま仕事している場所、時間に偶然出会えた歓び=セレンディピティーがうけているようだ。
商品の拡がりは食に留まらない。
ECより体験・体感ができ、店舗より偶然性や楽しさから衝動買いを呼びおこす。
双方のいいどことりを実現できている移動販売では、EC/店舗以上の売上を実現している業種もある。
美顔器の「リファ」、トレーニング機器の「シックスパッド」、メガネスーパーによる「アイケア難民(店舗に行きたいけど厳しい)」向け移動式店舗、など。
行動変容をプラスに変えて、その本質をとらえ、流れにのってトライアルをくり返す。
座して死を待つ、悩む前にまず行動が肝要なように思う。
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【参 考】
日経XTREND(クロストレンド) 2022年 4月号
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【 中小企業の集客ノウハウ動画 】
ノウハウ、セミナー、お勧め本、地域ごとの提案など。「再生リスト」です。
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