なぜ中小企業のホームページは、作り直しても問い合わせが増えないのか?

ホームページを作り直しても問い合わせが増えない理由

「きれいなホームページを作れば問い合わせが増える」は、本当でしょうか。

「ホームページが古くなったから、そろそろ作り直そう」
「スマートフォン対応が十分ではない」
「デザインが時代遅れになってきた」
「競合他社のホームページのほうが立派だ」
こうした理由から、ホームページをリニューアルする中小企業は少なくありません。
そして、多くの場合、リニューアルにはそれなりのお金がかかります。
数十万円。
場合によっては100万円以上。
時間もかかります。
打ち合わせをして、原稿を作り、写真を用意し、デザインを確認する。
数カ月かけて新しいホームページが完成する。
ところが、その後。
社長が期待していたほど、
問い合わせが増えない。
「ホームページはきれいになったんだけどね……」
そんな話を、私はこれまで何度も聞いてきました。
では、なぜホームページを作り直しても、問い合わせは増えないのでしょうか。
私は、
「ホームページを作ること」と「ホームページから問い合わせを増やすこと」は、まったく別の仕事だからだ
と思っています。

ホームページを作り直すことが、目的になってしまっている

ホームページをリニューアルするとき、多くの会社が最初に考えることがあります。
「どんなデザインにしようか」
「トップページをかっこよくしたい」
「今風のデザインにしたい」
「競合より立派に見せたい」
もちろん、デザインは大切です。
会社の印象にも影響します。
見やすさも重要です。
スマートフォンに対応することも必要です。
しかし、
デザインを変えただけで、お客様が増えるわけではありません。
考えてみれば当然です。
どんなに素晴らしいお店を作っても、
その存在を誰も知らなければ、お客様は来ません。
そして、お店に来たとしても、
「何を売っているのか」
「自分に関係があるのか」
「なぜ、この店を選ぶべきなのか」
が分からなければ、買いません。
ホームページも同じです。

問い合わせを増やすには、「人」が来なければならない

ホームページから問い合わせを増やすには、まず人が来なければなりません。
これは非常に当たり前のことですが、意外と見落とされています。
ホームページをリニューアルしても、
アクセスが増えなければ、問い合わせも増えません。
では、どうやって人に来てもらうのでしょうか。
例えば、

・Googleなどの検索
・SEO
・Googleマップ
・SNS
・YouTube
・メールマガジン
・LINE
・Web広告
・他サイトからのリンク
・紹 介

などがあります。
つまり、
ホームページを作るだけでは、集客は完成していない。
ホームページは、インターネット上に会社の看板を出しただけです。
そこに、
どうやってお客様を連れてくるのか。
を考えなければなりません。

そもそも、「誰に来てもらいたいのか」が決まっていない

次に多いのが、
ターゲットが曖昧なホームページ
です。
「できるだけ多くの人に見てもらいたい」
そう考える気持ちは分かります。
しかし、
「誰にでも来てください」
というホームページは、
結果的に誰にも強く伝わらないことがあります。
例えば、
「私たちは高品質なサービスを提供しています」
「お客様のニーズにお応えします」
「豊富な経験があります」
こうした言葉は、多くのホームページに書かれています。
しかし、これだけでは、
「だから、あなたに頼みたい」
という理由にはなりません。
問い合わせを増やしたいなら、
まず、
  「誰に来てほしいのか?」
を考える必要があります。
そして、
  「その人は、どんなことで困っているのか?」
を考える。
ホームページは、
会社が言いたいことを書く場所ではなく、
お客様が知りたいことを伝える場所
でもあります。

「自社の強み」が、お客様に伝わっていない

「御社の強みは何ですか?」
と聞くと、
「品質です」
「技術力です」
「長年の経験です」
という答えをいただくことがあります。
もちろん、それらは素晴らしい強みです。
しかし、
ホームページを訪れたお客様が、
本当にそれを理解できているでしょうか。
「技術力があります」
と書いてあるだけでは、技術力は伝わりません。
「経験豊富です」
と書いてあるだけでは、経験の価値は伝わりません。
例えば、
どんな問題を解決してきたのか。
どんなお客様に選ばれているのか。
どんな難しい仕事に対応してきたのか。
他社との違いは何なのか。
具体的な事例や実績があって、初めて伝わることがあります。
ホームページの改善とは、
「言葉をきれいにすること」だけではありません。
会社の価値を、お客様に伝わる言葉に変えること
でもあります。

「何をしている会社なのか」が、すぐに分からない

意外に多いのが、
ホームページを開いても、
「この会社は何をしている会社なのか?」
がすぐに分からないケースです。
会社名。
きれいな写真。
企業理念。
イメージコピー。
それらが最初に表示される。
しかし、
「何を売っているのか」
「誰の役に立つのか」
が分からない。
訪問者は、じっくりホームページを読んでくれるとは限りません。
数秒で、
「自分には関係なさそうだ」
と思えば、別のホームページへ行ってしまいます。
だからこそ、特にトップページでは、
誰に、何を提供している会社なのか。
をできるだけ分かりやすく伝える必要があります。

アクセスはあるのに、問い合わせがない

一方で、
「アクセスはある。でも問い合わせが来ない」
という会社もあります。
この場合、
集客だけの問題ではありません。
ホームページに来た人が、
問い合わせをしたいと思う理由
が必要です。
例えば、
サービス内容が分かりにくい。
料金がまったく分からない。
他社との違いが分からない。
実績がない。
お客様の声がない。
会社や担当者が見えない。
問い合わせ方法が分かりにくい。
問い合わせることに不安がある。
こうした理由で、ホームページから離れている可能性があります。

お客様は、ホームページを「信用できるか」見ている

ホームページに訪れた人は、
単にサービス内容だけを見ているわけではありません。
特に、中小企業との取引では、
「この会社は信用できるだろうか?」
ということを確認しています。
会社は実在するのか。
どんな人がやっているのか。
どんな実績があるのか。
お客様はどんな人なのか。
代表者はどんな人なのか。
問い合わせても大丈夫だろうか。
こうした不安を、一つずつ解消する必要があります。
だから、
会社概要。
代表プロフィール。
実績。
お客様の声。
事例。
よくある質問。
ブログやコラム。
SNS。
なども重要になります。
問い合わせを増やすとは、
単に「問い合わせボタンを大きくする」ことではありません。
お客様の不安を減らし、相談してみようと思ってもらうこと
でもあります。

ホームページと営業がつながっていない

もう一つ、大切な問題があります。
それは、
ホームページと営業が別々になっていること
です。
例えば、
ホームページから問い合わせが来る。
しかし、その後の対応が遅い。
担当者によって説明が違う。
営業資料とホームページの内容が違う。
ホームページには魅力的なことが書いてあるのに、営業担当者が説明できない。
これでは、せっかくの問い合わせが成約につながりません。
ホームページは、
営業の入り口
です。
そして、
問い合わせが来た後には、
営業があります。
だから、
ホームページだけを改善しても十分ではありません。

ホームページ → 問い合わせ → 営業 → 成約

までを一つの流れとして考える必要があります。

「ホームページを作る会社」と「問い合わせを増やす会社」は違う

ここは、少し厳しい言い方になるかもしれません。
ホームページ制作会社の仕事は、
基本的には、
ホームページを作ること
です。
もちろん、集客まで考えてくれる会社もあります。
SEOに強い会社もあります。
マーケティングに詳しい会社もあります。
しかし、
ホームページを完成させることと、
その後、会社の売上を増やすこと
は別の仕事です。
ホームページを公開した。
これで終わり。
ではなく、
ここから、

アクセスを増やす。

お客様に読んでもらう。

興味を持ってもらう。

信用してもらう。

問い合わせてもらう。

営業する。

成約する。

という流れが始まります。
私は、
ホームページを作ることは、
「ゴール」ではなく「スタート」
だと思っています。

では、中小企業は何から始めればいいのか

「では、ホームページを作り直してはいけないのか?」
もちろん、そんなことはありません。
古いホームページを改善する必要がある場合もあります。
スマートフォンに対応していない。
情報が古い。
サービス内容が変わっている。
見づらい。
問い合わせがしにくい。
こうした場合には、リニューアルが必要です。
ただし、
作り直す前に、考えるべきことがあります。

1.現在のホームページを分析する

まず、
「本当にホームページそのものが問題なのか?」
を考えます。
アクセスはどのくらいあるのか。
どのページが見られているのか。
どこからアクセスされているのか。
問い合わせはどのページから来ているのか。
スマートフォンから見にくくないか。
SEO上の問題はないか。
まず、現状を知ることです。

2.ホームページの目的を決める

何のためにホームページを作るのか。
会社案内なのか。
採用なのか。
新規顧客の獲得なのか。
既存顧客への情報提供なのか。
すべてを目的にすると、
すべてが中途半端になることもあります。
まず、
「ホームページに一番何を期待するのか」
を決めることが大切です。

3.誰に来てもらいたいのかを決める

次に、
誰に来てもらいたいのか。
その人は、
どんなことで困っているのか。
何を検索するのか。
どんな情報を知りたいのか。
を考えます。
ここから、
SEOやコンテンツマーケティングも始まります。

4.問い合わせまでの流れを考える

ホームページを訪れた人が、
いきなり問い合わせるとは限りません。
まず、
記事を読む。
会社を知る。
サービスを見る。
実績を見る。
代表者を知る。
SNSを見る。
そして、
「この会社なら相談してみよう」
と思う。
こうした流れを考える必要があります。
これを、
「導線」
として設計します。

5.公開後に改善する

ホームページは、
一度作ったら終わりではありません。
むしろ、
公開してからがスタートです。
どのページが読まれているのか。
どんな検索で来ているのか。
問い合わせは増えているのか。
どこで離脱しているのか。
記事は読まれているのか。
結果を見ながら、
改善を繰り返します。
ホームページは、
作るものではなく、育てるもの
だと私は思っています。

ホームページの問題だけではないことも多い

ここまで、
「ホームページを作り直しても問い合わせが増えない理由」
について書いてきました。
しかし、実際の中小企業では、
ホームページだけが問題ではないことも多くあります。
商品そのもの。
サービス内容。
価格。
営業方法。
ターゲット。
会社の強み。
認知度。
競合との差別化。

さまざまな問題が関係しています。
だから、
「ホームページを直せば解決する」
と簡単には言えません。
むしろ、
ホームページを改善する前に、会社全体を見直したほうがいい
場合もあります。

ホームページは、経営・集客・営業とつながっている

私は、
ホームページだけを切り離して考えるべきではないと思っています。
ホームページは、
会社の経営方針とつながっています。
提供している商品とつながっています。
営業とつながっています。
集客とつながっています。
お客様とつながっています。
だから、
ホームページを改善するときには、
「会社全体の中で、ホームページの役割は何か?」
を考える必要があります。
そして、
ホームページを作り直すこと自体を目的にするのではなく、
「会社を前に進めるために、ホームページをどう使うか?」
を考える。
私は、それが本当に大切だと思っています。

だから私は、「ホームページを作る人」だけではなく、「社長の右腕」でありたい

私はこれまで、
ホームページ制作。
SEO。
コンテンツマーケティング。
Web集客。
SNS。
メールマガジン。
YouTube。
などに携わってきました。
そして、多くの会社のホームページを見てきました。
その中で感じていることがあります。
ホームページの問題を解決するためには、
ホームページだけを見ていてはいけない。
「なぜ問い合わせが増えないのか?」
を考える。
その答えは、
ホームページのデザインではないかもしれません。
SEOかもしれない。
営業かもしれない。
商品かもしれない。
ターゲットかもしれない。
会社の強みが伝わっていないのかもしれない。
だから、
経営。
営業。
集客。
Web。
を一緒に考える必要があります。
私は今、
そんな仕事を、
「社長の右腕」
と呼んでいます。

ホームページを作り直す前に、一度考えてみませんか。

「そろそろホームページをリニューアルしよう」
そう考えている経営者の方へ。
少しだけ、立ち止まって考えてみてください。
なぜ、ホームページを作り直すのでしょうか?
デザインが古いからでしょうか。
競合他社が立派だからでしょうか。
それとも、
本当に、
問い合わせを増やしたいからでしょうか。
もし目的が、
「問い合わせを増やすこと」
であれば、
ホームページだけではなく、
経営。
営業。
集客。
そしてWeb。
全体を一緒に考える必要があるかもしれません。

「作り直す前に、相談する。」

ホームページを作り直すことが必要な場合もあります。
しかし、
作り直さなくても改善できることもあります。
数百万円かけてリニューアルする前に、
アクセスを調べる。
導線を改善する。
文章を書き直す。
サービス内容を整理する。
問い合わせフォームを改善する。
SEOを改善する。
コンテンツを増やす。
できることはたくさんあります。
だからこそ、
「作り直す前に、一度考える。」
私は、それが大切だと思っています。

中小企業経営者の「社長の右腕」として

私は現在、
中小企業経営者の方と一緒に、
経営・営業・集客・Webなどの課題を整理し、
必要なことを考え、
実際に動く、
「社長の右腕」
という仕事を始めています。
ホームページのことで悩んでいる。
問い合わせが増えない。
Web集客を改善したい。
しかし、
「何から手をつければいいのか分からない」
そんな場合もあると思います。
ホームページを作り直すべきなのかどうかも含めて、
まずは一緒に考えてみませんか。

「社長の右腕」として、経営・営業・集客・Webを一緒に考えます。

株式会社レゾンデートル
代表 松川勝成
社長の隣に、もう一人。
「作り直す前に、相談する。」
そんな選択肢もあると思っています。

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