企業規模、業種・業態に拘わらず、現代ビジネスにおいて「マーケティング」と「ブランディング」は成功の必須要件です。
私は広義の意味で、この2つは背中合わせの同じ経営要件だと考えています。
その必要性は多くの経営者の方々が重々承知しています。
しかし、現実では頭ではわかっていても、人、モノ、金ともに手がまわらない。
特に不景気なおり、キャッシュフローが厳しいと背に腹は代えられません。
人件費、家賃、インフラ費用(通信、水道光熱費)、減価償却費などの固定費は必須。
マーチャンダイズ(商品開発・製造・原材料費)、ロジスティクス(倉庫・物流・販売)もサプライチェーンに必須。
そして、営業、広告と続きます。
次に費やすのは教育費でしょうか。
マーケティングはどうしても後回しの感があります。
私は、マーケティング(今後、ブランディングも包括します)は必須なのでプライオリティーをあげて取り組みましょう、と単純に言いたいわけではありません。
厳しいものは厳しい、ない袖はふれないのは道理です。
ではどう解決すればよいのでしょうか?
ご提言します。
春闘で自動車業界を皮切りに電産各社、他、軒並み満額回答をしています。
日本を変えて復興するには消費を活性化し高齢社会改善、少子化対策、そして真の構造改革に突き進むべきです。
満額回答はその一歩になるように期待しています。
ここで思いませんか、感じませんか、ため息がでませんか。
大手はいいな~と。私も同じ吐息を吐きました。
これは恥じることではありません。
しかし、向き合うべき現実です。
この想いの矢、ベクトルを世の中、時代の巡りあわせ、政府など外部要因に向けていてはことは解決しません。
大手だから可能な満額回答のように、大手が資源投入をしてがっつりやっているマーケティング。
それは大手だから・・・ではことは解決しません。
身の丈に合った投資を行い、小さな一歩でよいのでマーケティングに着手するのです。
このためには、昇給・賞与を抑えたり、早く効果がみえる広告費を抑えたり、一定の時間を割かねばなりません。
(※注: 私は「広告」もマーケティングの一部だと考えています。肯定しています。
ただ、広告だけを実施しても金の切れ目が縁の切れ目。マーケティングの一環としてやることに大きな意義と相乗効果があります。)
コンサルタントファームやベンチャー志向ながら資本の入ったデジタルマーケティング支援会社にその一歩を委ねることは、可能であれば素晴らしいことです。
否定ではなく申し上げますが、これには相応な費用が必用です。
英断し工面できるのであれば、前向きなトライになると期待しています。
では、現実的にマインドシフト、英断すれば軍資金は捻りだせますか。
私の提言は、
マーケティングの必要性を再認識し、そのために頑張って捻出した費用があれば、これを有効活用するべきだということです。
これを機会に、マーケティングにトライしたい。過去挫折したマーケティングにもう一度取り組みたい。業績をあげてゆきたい。
社員さんの給与をあげたい。
このように、今は厳しい。予算も大きくない。
しかし、本気で切り拓きたいと想う方々に向けられています。
私は、30年以上、マーケティングに携わってきました。
上場商社から出発し、幾つかのベンチャー企業の立ち上げ、数人規模の開発会社を100名弱の規模に成長し、そして、最近10年は中小企業に特化した集客の仕組みつくり・導入支援に従事してきました。
その中で幾度も体感し強く信じるに至ることがあります。
それは、中小企業のマーケティングの成功のためには、「アカデミック(知識)」「オペレーション(運用)」そして、関わる社員さんは複数のタスクをこなさねばならないタフな環境から、ともすれば維持が難しい「モチベーション(動機)」。
これらを効果的に組み合わせて、投資対効果高く、やりがいのあるマーケティングを実践してゆくことが肝要だということです。
具体的には、初期の分析と戦略を、中小企業が実現できる、現実にそって着手、継続可能なものとして立案すること。
ここで成否が決まります。
もうひとつ、更に重要なキーポイントがあります。
・ボトルネックとなっているところから着手する。
・早く効果がでるところから着手する。
です。
これには、学術的な知見、技術的な知見、積み重ねた経験と裏腹に小さな成功に縛られない柔軟性、進取気概の気概、などなど高く広角的な素養が不可欠です。
私は、10年前起業したとき、もてる知見を上記のような気概をもつ皆さんに提供させて頂くことを志しました。
これが設立時から変わりない「理念」の礎になっています。
・お客様の商品・サービスが表舞台で活躍するように支援する。
・お客様の売上アップ・業績向上をとおして、社会に貢献する。
(※ この考えに至った経緯はまたの機会にお話させて頂きます。)
私のポリシーは、
1. 多種多様な中小企業を理解し、戦略立案することは多大な負荷がかかります。
私は、中途採用の社員さんのように前向き・やる気満々で取り組んでいます。
もし、この負荷をシンドイな~、面倒だな~と感じたら、この仕事を辞めます。
2. デジタルマーケティングは日進月歩、LINE,Reels,Shorts はもちろん、TikTok,Snapchat,Vine,ツイキャス・・・新しいソリューションは日々生まれています。
もし、これらを個人的に使いこなすことが、シンドイな~、面倒だな~と感じたら、この仕事を辞めます。
各社各様の現実にそった戦略立案と施行する具体的な戦術を明示するところまでが第一段階。
私の提言、仕事です。
(※ 私でなくとも同じ志、同等の知見と経験をもつ方をみつけて託すことをお勧めします。)
自社でトライされることを継続して支援する、技術が必要なことを弊社でお請けすることも可能です。
戦術・要件毎に弊社の信頼できるプロに個々に紹介、引き継ぐことも可能です。
自社既存の仲間の方々に戦術をご指導・ご指南し、引き継ぐことも可能です。
現実にそって柔軟にご支援します。
捻りだせる予算を有効活用し、身の丈に合った、しかし大きな一歩となる、
”中小企業のための”
“中小企業ができる”
”中小企業による”
マーケティングに踏み出しませんか。
--------
【 弊社HP 】
https://raison-dtr.co.jp/
--------
【 中小企業の集客ノウハウ動画 】
ノウハウ、セミナー、お勧め本、地域ごとの提案など。「再生リスト」です。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLITUgKSGBGgjoADFRJYQUQV9kTSw02nDP