すぐ説明できますか? ソーシャルメディアのちがい(使い分けの方法)

マーケティングコンサルタントの松川勝成です。

めざせ、皆さまの模範。
めざせ、有益な情報の無料ご提供。
「結果」より「行動」でまいります。 

よくお客様や仲間に訊かれます。
昨日もお客様へ力説してしまいました。
ソーシャルメディア、特に各種SNS(ソーシャル・ネットワーク・システム)の違いについて、お話させて頂きます。

サラリと説明できますか?
まったく違うのでしっかり理解して使い分けてあげることが集客の近道です。

1.Facebook 構図:人 > コンテンツ 2800万人/日本
実名登録・1人1アカウント制
重要視されるのは「人と人との関連性」知人を中心にクローズされたコミュニティを形成。 フォーマルな雰囲気、オフィシャルな空気をもつためビジネスではブランドストーリーをじっくり語ることにむいています。
「公式」なソーシャルメディアとして機能します。
よく「もう旧い」と根拠のない声を耳にしますが、依然として「ユーザーに購買させる力」を最ももっており実績も豊富なSNSです。

Facebook

「もっと見る」にいかないように編集し、絵文字は厳禁です。
ですので、Instagram /twitter と自動連係し絵文字バリバリのテキストをみると「イタイな~」と思うわけです。
#(ハッシュタグ)を文章の中に差し込むのは厳禁です。

2.Twitter 構図:人 = コンテンツ 4500万人/日本
匿名(ニックネーム)登録・複数のアカウント
ツィートの内容や生鮮性が重視されます。即興的なメディアです。
1投稿140文字でスピードの「速さ」と人のつながりの「ゆるさ」、内容の「ゆるさ」が命です。
Facebook の真逆に、「非公式」感、「スピンオフ」感にむきます。
ビジネスでは本筋のストーリーから外れた楽しさを演出できます。

twitter

絵文字を多用し一目で楽しさを伝えます。
最もテキストでの「視認性」を高めることをめざします。
#(ハッシュタグ)を文章の中に差し込むのはありです。

3.Instagram 構図:人 < コンテンツ 2000万人/日本
匿名(ニックネーム)登録・複数のアカウント
拡散性が極めて低く、#(ハッシュタグ)をたどってコンテンツを探し、たどり着きます。
個々に対する強い「浸透性」と「共感力」をもつので強力なファンをつかみやすいです。
ビジュアルで直感的に訴求するメディアです。
画像に対する「人の感性」でアート性、作品性を「美」にこめます。
このため女性にむき、「インスタ映え」という言葉も「美への訴求」が土台にあります。

Instagram

文字はあくまで画像の「キャプション」扱いです。
文章より#(ハッシュタグ)での構成で十分、かつ価値があります。
リンクは活きません(プロフィールでのみアクティブです)。

この3つは、いずれも「読ませる」ではなく「見せる」ことを意識して編集、投稿すべきメディアです。
「説明」するのではなく、「共感」を得るための投稿です。

これに対し、LINE は別物です。

4.LINE 構図:人 ⇔ 人 7600万人/日本
国内で毎日使われているという意味で、最も使われているメディアです。
プッシュ型・通知型でメッセージを配信できるため告知にむき、ビジネス効果が高いです。
メディアというよりむしろSMSやメールの進化版といえます。

LINE

逆に投稿でどうこういう使い方ではなく、#(ハッシュタグ)もノンアクティブです。
拡散性も低いので丹念に友だち(見込み客・可能性客)を増やすことが大事です。
最低でも300人程度のつながりがないと効果はみえません。
これは、LINEでもLINE@ でも同じです。

如何でしょうか?
頭を整理して、最適な使い方で情報を発信、拡散、共有しましょう。

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