マーケティングコンサルタントの松川勝成です。
めざせ、皆さまの模範。
めざせ、有益な情報の無料ご提供。
「結果」より「行動」でまいります。
前回は日本のインターネット集客、マーケティングの実情、経緯を少し辛口でお話させて頂きました。
今回は、今後、ネット集客するにはどうしたらよいのか? につきまして。
答えはシンプルです。
インターネット集客を学びましょう!!
違法ではないもののはびこるプロたちの本音、実情を吐露しました。
が、悪いのは、頭のいい悪徳業者と、金にハナはきくが、不勉強で自らも時代に踊らされた業者など、いずれも制作会社や広告会社だけでしょうか?
一番の問題は、外注任せで梯子を外されると、後には何も残っていない。
集客のトレーニングができず、せず、ノウハウがたまらない、という薄氷の上を歩いている、という事実が、隠されてしまうリスクを抱えながら気づかないことでした。
外注任せにしていると、金の切れ目が、売上の切れ目、経営の切れ目になることだと考えています。
言い方をかえますと、真の罪は、経営者の皆さんが学びと努力の機会を潰し、放棄したことではないでしょうか。
つまり、リスクヘッジするには、実は、プロに頼らず、自身の血と汗で資産づくり・媒体づくりをするべきなのです。
広告屋、SEO屋に任せるにしても、最小限で、しかも、彼らのノウハウを学び倒して、しっかり自社のものにすることが肝要です。
どうしても数字が必要なときだけ、広告費を増やすときは、利益が薄いことを把握し、広告に頼らないといけない自身を反省しながら、あくまで一過性であることを強く認識しておくことが大事です。
もちろん、習熟のレベルをあげたうえで真のプロたるサービスを提供している、業者というより、パートナーに任すことは効率、適材適所の観点からも賛成です。
そのパートナーを選定できる目を養わなければなりません。
制作に関しても同じです。
何も、デザインをやりましょう、HTML、PHP、DB(データベース)を駆使して内製で構築しましょう。
ネットワーク(サーバーと回線)を自身でメンテナンスしましょう。
などというつもりは毛頭ありません。
しかし、最低限の知識、知見をえて、技術の進化に耳目をそばだて、外注先が、プロといわれる人々が何をしているのか、されているのか解らない状況を”つくらない”ようにします。
仕様、要件の定義をしっかりと自身で行い、これを実現することをプロに任せる。
主導権をしっかり握りながら、監視しながら行います。
最低でも実現したい、すべき目標とターゲットを定め、これを実現してくれるプロをしっかりと自身の目で探すように努力しましょう。
あくまで主役、主導権は、皆さん経営者なのです。
一時的にうまく行っても、その理由や再現性をもたずに実施していると遠からず、梯子を外され、孤立し倒産します。
その時、それまで仲の良かった、敬ってくれた、広告屋や制作屋は助けてくれません。
謝ってもくれません。
もちろん、彼らが違法なことをやっているわけではありません。
ビジネスの契約にのっとり、“自分たちのため”に懸命に戦っているだけです。
自社の身を自身で守るためには、弛まぬ理論武装、学びの継続しかありません。
これは自社への戒めをこめた、わたしの信念です。